Shigeru KawaiのフルコンサートピアノSK-EXがPianoteqに登録
株式会社河合楽器製作所の誇るフルコンサートピアノ、SK-EXが、フランスのMODARTT S.A.Sが開発したソフトウェア音源「Pianoteq」に新たに追加音色として登場します。このコラボレーションは、同社の木製鍵盤MIDIキーボード「VPC1」に次いで、二度目の実現となります。
「Pianoteq」とは
MODARTT S.A.Sが2006年に市場に投入した「Pianoteq」は、ピアノ音色を重視したソフトウェア音源です。物理モデリング方式を採用し、演奏中に発生する複雑な音の構造や共鳴、音色の変化を繊細に再現することが特徴です。この技術により、プロの音楽制作者の間でも広く利用されています。各国の著名なピアノメーカーや貴重な楽器の音色が収録され、多彩な音色が楽しめることが魅力となっています。
SK-EXの特長
「Pianoteq」の新たな音色として登場するSK-EXは、ショパン国際ピアノコンクールをはじめとする多くの国際的なコンクールでも使用されており、MODARTTの高度なモデリング技術により、その音色が忠実に再現されています。完成度を上げるために、MODARTTのエンジニアが静岡県磐田市にある河合楽器の竜洋工場を訪れ、SK-EXを細部まで分析。高品質な音色の生成が実現しました。
価格及び販売について
このSK-EX追加音色は、11月7日よりMODARTT S.A.Sの公式サイトで販売開始されます。こちらでは、以下が販売価格となっています。
- - SK-EX追加音色: 49ユーロ
- - Pianoteq: 139ユーロ~
※追加音色を利用するには、Pianoteqバージョン8.4以上が必要です。
さらに、SK-EXは、2001年に発表されたフルコンサートピアノのフラッグシップモデルであり、「世界一のピアノづくり」を目指して開発されました。響板には厳選された材料が使用され、伝統的な手作り工程で仕上げられています。
特設サイト
詳しい情報は、以下のリンクからご覧いただけます。
新たな音楽体験を提供するShigeru KawaiのフルコンサートピアノSK-EXの音色を、ぜひ体験してみてください。音楽制作者のみならず、多くのピアニストにも支持される一品です。