京の伝統工芸を堪能
2025-02-27 10:40:00

春の京都で伝統工芸を無料で体験!特別開放日のお知らせ

春の京都で伝統工芸を体験しよう!



2025年3月20日(木祝)、京都伝統産業ミュージアムが特別に無料開放されます。この日を春分の日にあたる「伝統産業の日」と定め、350年以上の歴史をもつ京都の伝統工芸をたっぷりと楽しむチャンスです。通常は500円の観覧料が必要ですが、この日だけはその料金が不要になります。

京都伝統産業ミュージアムの魅力



京都伝統産業ミュージアムは、西陣織や京友禅といった伝統的な染織品、京焼・清水焼などの陶芸作品、京漆器等、京都独自の職人技を施した数々の工芸品を展示しています。合計74の伝統産業が揃い、それぞれに詳しい解説や制作過程の映像もあるため、作品の背景や技術について学ぶこともできます。

特に「74 CRAFTS WALL」では、色とりどりの931の工芸品が展示されており、現代アートと伝統工芸の融合を感じることができる特別な空間です。さらに、音や匂い、触感での体験ができるコーナーも用意されており、訪れた人々の感性を刺激します。

未来を紡ぐ伝統工芸展



また、2025年3月23日(日)まで開催される「KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION 2024-2025 展」では、約80点の入選作品が展示され、日本の伝統文化の新たな可能性を示しています。この展覧会は、京都府にゆかりのある職人や芸術系学生がその技術を競い合い、伝統工芸の未来を探求する場となっています。

職人実演も魅力の一つ



体験イベントも盛りだくさんで、当日は京焼・清水焼の職人による実演が行われます。具体的な制作過程を間近で観察できる貴重な機会です。作品完成までにどのような技術や手間がかかるのかを目の当たりにすることで、伝統工芸が単なる商品ではなく、深い文化的背景を持つことを理解できるでしょう。

実演は午前10時30分から午後5時30分まで行われる予定ですが、時折変更の可能性もあるため、事前に情報を確認することをおすすめします。

ショップコーナーも充実



ミュージアム内には、伝統工芸品や日常使いの道具、さらには雑貨やアクセサリーなどが販売されているショップもあります。ここでは、京都の伝統的な技術を活かした品々を手に入れることができるので、訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。あなたのお気に入りの一点が見つかるかもしれません。

アクセス情報



京都伝統産業ミュージアムは、京都市勧業館みやこめっせの地下1階に位置します。開館時間は10:00から18:00までで、入館は17:30まで可能です。通常観覧料は一般500円、小中高校生は400円ですが、特別開放日には無料で楽しむことができます。なお、証明書の提示によって、特別に入場料金が免除される場合もありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。

もちろん、和装をして訪れた方には、特別に入館料が無料となるサービスも用意されています。これは伝統文化への親しみを促進する取り組みです。

伝統産業の日について



この「伝統産業の日」は、京都の悠久の歴史に基づき、地域の伝統産業を広く知ってもらい、親しんでもらうために制定されました。今後もこのような取り組みを通じて、地域文化の保存と継承が図られることが期待されています。

春の時期、京都の美しい風景と共に、ぜひこの伝統工芸の世界に触れてみてはいかがでしょうか。特別な日を逃さず、魅力あふれる文化体験をお楽しみください。


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会社情報

会社名
株式会社京都産業振興センター
住所
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
電話番号

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