資生堂と毎日新聞社が共に140周年を祝う展覧会
福島県いわき市のいわき産業創造会館で、資生堂と毎日新聞社が共同で展覧会「希望 イロイロ バルーン展」を開催します。この展覧会は、両社の創立140周年を祝うもので、2012年12月21日から25日にかけて行われます。展示内容には、福島に住む小学生と化粧品業界のプロたちとのコラボレーションによって生まれた32点のオリジナル創作ポスターが含まれています。これらの作品は、未来の夢のかたちとして、子どもたちの思いを伝えるものとなっています。
福島の未来への思い
この展覧会は「ふくしまの希望ふくらむプロジェクト」の一環として企画されており、主に福島の子どもたちが「希望」や「夢」を持ち、その思いが大きく成長することを願っています。バルーンに例えたこのイベントの名前には、子どもたちの未来への期待が込められています。
子どもたちの作品募集
福島の小学6年生までの子どもたちを対象に、「絵」と「作文」の2つの部門で作品を募った結果、305件もの応募がありました。「絵」部門では「未来のワタシ・未来のボク」というテーマの下、未来の自己像を描く作品が寄せられ、「作文」部門では、「すてきになってほしいおとな」をテーマに、理想とする大人像についての表現が求められました。選ばれた24作品の絵と8作品の作文は、プロのクリエイターやヘア・メーキャップアーティストと共作でポスターに生まれ変わります。
幅広い関連イベント
展覧会の期間中は、子ども向けのワークショップをはじめ、さまざまなイベントが開催される予定です。これにより、来場者は夢を形にする過程を体験できるほか、地域の子どもたちとの交流も楽しむことができます。特に、プロのヘア・メーキャップアーティストによるメイキャップ体験や、子どもたちの作品を基にした特別なパフォーマンスも組まれています。
展覧会の詳細
- - 名称:希望 イロイロ バルーン展
- - 主催:資生堂、毎日新聞社
- - 協力:福島民報社
- - 会期:2012年12月21日(金)~25日(火)
- - 開館時間:10:00~20:00(最終日のみ15:00まで)
- - 入場料:無料
- - 会場:いわき産業創造会館(JRいわき駅から徒歩3分)
この展覧会は、子どもたちが持つ無限の可能性を引き出す素晴らしい機会です。福島の未来に希望をもたらす本プロジェクトにぜひご参加ください。詳細は
特設サイトをご覧ください。
過去の取り組みについて
資生堂は、2011年の東日本大震災後から、地域支援活動を続けてきました。被災地の支援として行った写真展「色とりどりのラブレター展」などの活動を経て、今もなお福島地域への復興支援を行っています。これからも、地域の子どもたちとの交流を大切にしながら、彼らの未来を支える活動に取り組んでいく予定です。