カディンチェ株式会社、XRとAIを融合し新たなステージへ！「XR & AI Engineering Firm」として進化

カディンチェ株式会社、「XR & AI Engineering Firm」として新たな飛躍へ

渋谷区に本社を置くカディンチェ株式会社は、これまで「XR (eXtended Reality) Engineering Firm」として、最先端の技術開発とソリューション提供に取り組んできました。この度、同社は事業領域をさらに拡大し、XR技術に加えてAI (Artificial Intelligence:人工知能) 技術を本格的に統合した「XR & AI Engineering Firm」として、新たな飛躍を目指すと発表しました。

カディンチェ株式会社のXR技術への取り組み

カディンチェ株式会社のXR技術への取り組みは、画像処理技術に精通したメンバーが360度動画の撮影を開始したことから始まりました。そして、独自開発したVRヘッドマウントディスプレイ用の360度動画ビューワーを開発。この技術は、不動産や観光業界での没入型バーチャルツアー、教育分野での体験型学習コンテンツ、さらにはエンターテインメント業界での没入型コンテンツ制作など、幅広い分野で活用されています。

第3次AIブームとカディンチェ株式会社

同時期、画像処理の分野ではディープラーニング（深層学習）の技術が急速に発展していました。つまり、カディンチェ株式会社は、第3次AIブームの時代から、要素技術としてAIに取り組んでいたのです。

第4次AIブームとカディンチェ株式会社の取り組み

現在の生成AIを代表とするブームは、第4次AIブームと位置付けられます。カディンチェ株式会社は、これまでの画像や映像の処理技術にとどまらず、LLM（大規模言語モデル）などの自然言語系AIやバーチャルヒューマン等の生成・プロダクション系AI技術にも積極的に取り組んでいます。

具体的な開発案件としては、LLM + RAG (Retrieval-Augmented Generation)とAIアバターを用いたリアルタイムで表情や動きを生成するAIアバターと、自然言語対話が可能なAIを組み合わせたシステムの開発があります。

生成AIの発展は、自然言語での指示によるプログラムのソースコード生成を可能にしました。これは、ソフトウェア開発を主要業務とするカディンチェ株式会社にとって、仕事のあり方を根本から変える大きな変革期を意味します。

将来的には、AIがコードを書くだけでなく、複雑なシステムの開発やコンテンツ制作をも代行する時代が来るかもしれません。しかし、そのような時代が到来しても、AIを使いこなし、ポジティブな方向へと導くのは人間です。カディンチェ株式会社は、AIと人間の協働による新しい価値創造の最前線に立ち、そんな時代を微力ながら先導したいと考えております。