栃木でシートベルトの重要性を啓発するイベント開催

栃木県で「はたらくのりもの展」を開催

2023年9月22日、栃木県大田原市にある東武宇都宮百貨店大田原店にて、一般社団法人日本自動車連盟（JAF）栃木支部が主催する「第2回はたらくのりもの展」が開催されます。このイベントでは、シートベルトの重要性を体感できる「シートベルト効果体験車」が出展されることになっており、交通安全への意識を高めることを目的としています。

シートベルトの着用率と啓発

2023年に実施されたJAFと警察庁の合同による全国調査では、栃木県の一般道路における後部座席のシートベルト着用率は46.0%で、全国平均の43.7%を上回る結果が出ました。しかし、高速道路においては栃木県が70.2%に対し、全国平均の78.7%を下回る通信も確認されています。このようなデータは、シートベルトの着用がもたらす利益を再認識させるものであり、特に危険度が増す高速道路での着用が必要です。

JAFでは毎年、交通事故による死傷者を減らすため、シートベルトの着用を強く呼びかけています。体験車では時速約5kmで衝突した際に、シートベルトの効果を実際に体感できるため、参加者はよりリアルな危険を理解し、安全意識を高めることができます。

「はたらくのりもの展」の魅力

「はたらくのりもの展」では、さまざまな「はたらくのりもの」が一堂に会し、訪れる人々はこれらの車両を近くで見ることができます。特に、レクサスのパトロールカーや白バイなど、日本ではあまり見ることができない特別な警察車両も展示される予定で、観客は貴重な体験を楽しむことができます。また、写真も撮影できるため、家族連れには嬉しいイベントです。

ただし、悪天候などの影響で体験が中止となることもありますので、イベントに参加予定の方は事前に最新情報を確認してください。