株式会社Solafune、ガーナ共和国政府との提携で国際連携を強化

株式会社Solafuneとガーナ共和国政府のMOU締結

株式会社Solafuneは、2025年5月22日、ガーナ共和国政府機関と覚書（MOU）を締結したことを発表しました。このパートナーシップは、両国の国際的連携を強化し、様々な社会的課題の解決を目指す重要なステップとなります。

Solafuneは、衛星データ解析技術を中心としたスタートアップ企業であり、「Hack The Planet.」というミッションのもと、地球の様々な事象を解析することを目指しています。運営する衛星データプラットフォーム『Solafune』は、世界約120カ国・地域で利用されており、特にアジアやアフリカ、中東への技術提供を積極的に行っています。

提携の目的

今回のMOUによって、Solafuneはガーナ共和国において、リモートセンシングや地理情報システム（GIS）、人工知能（AI）といった技術を活用し、以下のような重要な課題に取り組む予定です。

- 鉱物資源探査：ガーナの豊富な自然資源を効率的に探査し、持続可能な開発を促進します。
- 違法採掘の監視：衛星データを用いて、違法採掘活動の監視を行い、環境保護に寄与します。
- 環境モニタリング：地域の環境状況をリアルタイムで監測し、適切な管理ができるよう支援します。
- 防災：災害に対する備えを強化し、住民の安全を確保するためのシステム構築にも寄与します。

持続可能な発展への貢献

本提携により、Solafuneはガーナの政府機関や地域のステークホルダーに対して、データドリブンなインサイトを提供することを目指しています。この情報は、持続可能な開発や環境ガバナンスの推進に役立つものとなるでしょう。

SolafuneのCEO、上地練氏は「我々の技術がガーナの重要な課題解決に寄与することを非常に嬉しく思っています。パートナーシップを通じて、共に持続可能な未来を築いていきたい」と述べています。