ウクライナ避難者が語る "いま" と "これから"
ロシアによる軍事侵攻が続く中、困難な状況に置かれているウクライナの避難者たちの"今"と"これから"を探るフォーラムが2025年2月22日に開催されます。このイベントでは、避難者が自らの体験を語り、彼らが抱える問題や希望についてディスカッションを行います。
2024年12月末までに、日本では1974名のウクライナ避難者が生活しており、彼らサポートする支援団体である日本YMCAの活動が注目されています。ウクライナからの避難者の中には、すでに700名以上が帰国しているものの、現在も新たに来日している人々がいるのが現状です。生活基盤となる支援が2024年4月から縮小される中、避難者たちは日本での自立に向けて新たな課題に直面しています。
フォーラムの概要
このフォーラムは、ウクライナ避難者の生活や心の声を共有し、社会における問題解決に向けた道筋を考える貴重な機会です。プログラムは二部構成で進行し、第1部では避難者自身が現状についての意見を述べ、第2部では専門家や支援団体とのパネルディスカッションを行います。
第1部: ウクライナ避難者の現在
13:30から15:00の間には、以下の内容が予定されています。
1. ウクライナ避難者を対象にした調査結果の報告(日本YMCA同盟)
2. 具体的な体験をシェアする避難者の意見提示(ベルナツカ・ユリヤさん、ウリバチョバ・イリーナさんなど)
3. 各世代の避難者が語る「今」と「これから」のセッションでは、ハリコフ出身のI・Bさん(30代)、キーウ出身のR・Tさん(20代)、ハリコフ出身のO・Sさん(40代)、クリミア出身のV・Rさん(60代)などによる発言が予定されています。
第2部: 日本社会への問い
続いて15:30からの第2部では、横山由利亜氏や中尾真理子氏などが登壇し、「私たち日本社会が問われていること」というテーマでパネルディスカッションを行います。このセッションでは、避難者支援の現状や今後の課題について、様々な視点からの意見が交わされる予定です。
交流・情報交換会
フォーラム終了後は、参加者同士の交流や情報交換を行います。避難者や支援団体、メディア関係者との貴重なネットワーキングの場となりますので、ぜひご参加ください。
参加申し込み
参加希望の方は、指定のフォームから事前にお申し込みが必要です。定員は50名となっていますので、早めの申込みをおすすめします。
このフォーラムは、ウクライナ避難者が直面する現実を知り、共に考えるきっかけとなることでしょう。彼らの経験や考えを尊重し、私たちができることを模索していく姿勢が求められています。
開催情報
- - 日時: 2025年2月22日(土)13:30~17:00
- - 場所: コモレ四谷タワーコンファレンス(四ツ谷駅徒歩1分)
- - 主催: 公益財団法人 日本YMCA同盟
この重要なフォーラムに参加し、ウクライナ避難者の声に耳を傾けましょう。