広島病院の受賞
2022-02-18 12:21:38
広島シーサイド病院が排泄ケア改善で看護業務の効率化優秀賞を受賞
広島シーサイド病院が受賞した看護業務の効率化
広島シーサイド病院は、排泄ケア商品「リフレ」を活用し、看護業務の効率化を推進した取り組みにおいて、「看護業務の効率化先進事例アワード2021」で優秀賞を受賞しました。このアワードは、看護職が専門性を発揮しやすい働き方の推進と、看護サービスの質向上を目指すための先進的な取り組みを表彰するものです。
受賞の背景
受賞につながったのは、広島シーサイド病院が3年にわたり取り組んできた業務改善の成果です。この活動では、排泄ケアの改善のみならず、人材育成や情報の管理、チーム医療の推進にも力を入れました。特に、入院患者の大半がベッドで過ごす環境において、質の高い排泄ケアが必要であるという認識から始まりました。
この結果、2017年には26.8%だった離職率が4.3%まで低下し、看護師の職場環境が改善されました。また、業務効率化による経費削減も達成し、年間で約358万円のコストダウンを実現しました。
評価ツールの活用
広島県看護協会が製作した「チャレンジ」という自己点検ツールを用いて、客観的な評価も行いました。このツールを使い、看護業務のスコアに肯定的な変化が見られたことも、成果の一因です。内容は看護業務効率化先進事例集にて公開される予定です。
「リフレ」の導入
リブドゥコーポレーションは、広島シーサイド病院と協力し、「リフレ」ブランドの高機能パッドを導入しました。導入にあたり、従来の製品との品質比較や教育プログラム、モニタリング結果の評価などを重ね、医療現場にマッチした排泄ケアの普及を進めました。
医療スタッフは、この新たな商品を通じて業務負担を軽減し、入院患者にとってもトラブルの改善や快適な睡眠の確保につながる結果を得ています。これにより、看護部門全体の活性化が促進され、離職率の低下にも寄与しました。
病院側の見解
広島シーサイド病院からは、「職員の安全安心は患者の安全安心です。ワンチームでの取り組みが評価されたことを誇りに思います」とのコメントが寄せられました。また、今後は広くこの取り組みが他の施設でも実施されることを期待しています。
企業概要
リブドゥコーポレーションは、介護事業や医療機器の製造販売を展開する企業であり、「生きるチカラを応援する」ことを企業の理念としています。超高齢化社会に向けて、さまざまな領域で事業を拡大しています。
このように、広島シーサイド病院の取り組みは、看護業務の効率化の一例として、今後も多くの教育や実践の場に普及していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社リブドゥコーポレーション
- 住所
- 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6番10号JPビル
- 電話番号
-
06-6227-1361