福岡での新たな挑戦「天神IPOスクール」
福岡証券取引所の後援で、福岡経済圏において初めての「天神IPOスクール」が開催されることが発表されました。このスクールは、IPO(株式新規上場)の責任者として必要な知識やスキルを習得することを目的としており、特に未経験者を対象としているため、IPOに対する理解を深めたい方にとっては大きなチャンスです。
なぜ今、IPO責任者の育成が必要なのか?
政府の「骨太方針2022」により、スタートアップ支援が国の重要な政策に位置づけられている中、福岡市では国際金融都市を目指すためにさまざまな取り組みが行われています。このような経済環境では企業も増加しているものの、東京に比べ、福岡経済圏では上場企業や新規株式公開企業の数が相対的に少ないという課題があります。さらに、IPO責任者と呼ばれる専門的人材も不足しているとされています。そのため、フルサポートの下、地元企業と協力してこの講座の開催が決定しました。
天神IPOスクールの概要
「天神IPOスクール」では、上場準備の全体像や事業計画、業務フロー、規程整備といった基礎知識を網羅していきます。また、IPOが頓挫するリスクを減らすための具体的な落とし穴や、成功のポイントについても講義を通じて学びます。このスクールは、21歳から23歳の若手創業者向けのプログラムにもかかわらず、実際のIPO責任者としての業務に関するノウハウが得られる貴重な場です。
講師は、IPO協会 轟の代表であり、東証と福証で2社を上場させた実績を持つ加藤広晃氏と、株式会社ブリングラックの代表である吉行亮二氏の二人がタッグを組んで担当します。
目指すべき結果
本スクールの目指すところは福岡経済圏からのIPO企業数を増やすことです。現在、日本全体で年間およそ100社しかIPOを果たせていない中、九州経済圏からは数社程度という現実があります。これを改善するため、受講者が確実にIPOを支える人材となるように内容が設計されています。受講後は、各受講者が自分の企業の上場に向けたより実質的な準備ができるようになることが期待されています。
また、福岡証券取引所はこのプログラムの第2回目以降の募集も予定していますので、奮って申し込みをすることをお勧めいたします。特にIPOを志向する企業にとっては、IPO協会 轟への入会も選択肢として検討してみてください。
お問い合わせ先
「天神IPOスクール」への参加を希望される方は、以下のリンクからお申し込みください。
九州IPO NAVIGATE HP
ぜひ新たなIPO専門家としての一歩を踏み出しましょう!