2025年発売の新世代オフロードバイク「KLX230R」「KLX230R S」

新型「KLX230R」「KLX230R S」の登場

2025年9月25日に、カワサキモータースジャパンから新たに登場するのがオフロードバイク「KLX230R」とその派生モデル「KLX230R S」です。どちらも競技専用に作られた真剣なオフロードバイクで、2020年に初めて市場に出たKLX230Rは多くのオフロードファンから支持を受けてきました。今回のフルモデルチェンジでは、様々な改良が施されています。

エンジンと走行性能の革新

今回のモデルでは、定評のある232cm³ 空冷シングルエンジンに新たに一軸一次バランサーが導入され、騒音低減と扱いやすさが向上しました。また、吸気バルブのサイズ変更が行われ、低中速域でのパフォーマンスが一層洗練されたことが実感できます。

シャシーにも一新があり、前21インチ、後18インチのホイールを装備したロングストロークサスペンションが搭載されています。この組み合わせにより、様々な路面での確実なハンドリング性能が実現されました。

快適性と利便性の向上

カワサキのオフロードバイクは常にライダーの快適性にも目を向けており、今回のKLX230RとKLX230R Sでもその姿勢が変わることはありません。新しいシートフレームは厚みを増し、シート高は従来より20mm低く設定されました。これは立ちごけを防ぎ、安心感をもたらす大きな要素となるでしょう。

特に「KLX230R S」は、KLX230Rよりもさらに25mm低い875mmのシート高を誇り、より多くのライダーが安心して乗れる仕様になっています。これにより、オフロード初心者でも乗りやすいスーパーエントリーモデルとなっている点が魅力です。

デザインとスタイリング

外装デザインには最新のKXスタイルが採用され、パワフルさと俊敏性を感じさせるビジュアルが特徴です。さらに、ブラックアルマイトリムが取り入れられていて、見た目もスポーティーな印象を与えます。特別なインジケーターを備えた新しいハンドルスイッチも、テクニカルな雰囲気を演出しています。

ニューモデルの価格と購入方法

新型「KLX230R」のメーカー希望小売価格は544,500円（税込）で、ライムグリーンとブライトホワイトの2つのカラーが展開されます。一方の「KLX230R S」は、ライムグリーンの1色のみ。購入はカワサキの正規取扱店やオフロードエントリーショップから行うことができ、エントリーユーザーを中心にサポートが提供されます。

最後に

この新生KLX230RとKLX230R Sは、オフロード走行を楽しむ全ての人々に新たなライディング体験を提供するでしょう。2025年の本格スタートを心待ちにしながら、これからのオフロードライフを楽しむ準備を整えましょう。カワサキのオフロードバイクがどのように進化していくのか、今後の展開にも注目です。