IDECとSAP Concurの提携
2019-10-24 11:01:52

IDEC、SAP Concurを導入し業務効率化を推進中

IDEC、SAP Concurを導入し業務効率化を推進中



IDEC株式会社は、間接業務の効率化およびガバナンスの強化を目指して、SAPの出張・経費管理ソリューション「SAP Concur」を採用しました。この動きは、同社が2020年に創業75周年を迎えるにあたり、真のグローバル企業への変革を進める一環として位置付けられています。

出張・経費管理の刷新



IDECでは、出張管理には「Concur Travel」を、経費精算・管理には「Concur Expense」、請求書管理には「Concur Invoice」をそれぞれ活用し、業務の迅速化に取り組んでいます。今回の導入により、特に社員の海外出張の増加に対応し、出張管理作業の標準化や危機管理をスムーズに行えるようになります。

経費精算の効率化



Concur Travelを用いることで、従業員は会社の出張規程に従った航空券をオンラインで手配でき、企業側では出張が規程通りに行われているか確認することができます。この結果、出張コストの削減およびガバナンスの強化が実現されます。また、Concur Travelの予約情報はConcur Expenseと連携されており、経費精算の手間を大幅に削減します。

さらに、Concur Expenseでは、従業員が外出先からモバイルデバイスで経費精算申請や承認を行えるため、利便性が向上しました。また、交通系ICカードの履歴読み取りや法人カードの経費データ自動連携も行われ、経費管理がより迅速かつ正確になります。これにより、従業員の生産性向上と働き方改革が促進されることが期待されています。

請求書管理の自動化



Concur Invoiceでは、請求書データを一元管理し、規程チェックを自動化することで、経理部門の業務効率化が図られます。これにより、承認業務が削減され、経理スタッフの負担軽減にも寄与します。さらに、分析ツール「Intelligence」を活用することにより、経費支出の可視化と分析が行われ、適正な経費使用が促進されます。

ユーザーサポート強化



IDECは、従業員からの問い合わせに専任担当者が対応する「ユーザーサポートデスク」も利用します。これにより、SAP Concurの運用工数が最小限に抑えられ、機能を効果的に活用することで導入効果が最大化されます。

今後の展望



IDECの三村真宗代表取締役社長は、SAP Concurの採用に対し、「IDEC様の間接費管理業務の基盤としてSAP Concurを採用いただいたことを大変嬉しく思います」と述べています。彼のコメントには、IDECの社員の作業負担を軽減し、引き続きグローバル展開を支援する決意が表れています。

IDECについて



IDECは、FA(ファクトリー・オートメーション)分野で制御機器の総合メーカーとして多様な製品やソリューションを提供しています。近年、人とロボットの協働に注力しており、「世界一安全・安心を追求・実現する企業」を目指し、環境負荷低減にも貢献しています。さまざまな分野で制御ソリューションを提案し、安全・安心の実現、自動化、省力化、効率化を進めています。

まとめ



IDECのSAP Concur導入は、業務効率化とコスト管理において重要なステップです。これにより、今後のグローバルビジネス展開にも好影響をもたらすことでしょう。企業の成長に向けた取り組みを今後も注目していきたいです。

会社情報

会社名
株式会社コンカー
住所
東京都千代田区大手町1-2-1三井物産ビル
電話番号
03-6737-4300

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