アルテマイスター × Sghr スガハラが生み出した新作仏具「流彩」
2025年10月下旬、例えば福島県会津若松市に本社を置くアルテマイスター株式会社が、ガラス工芸の名門である菅原工芸硝子株式会社(Sghr)と共同で新しい仏具「流彩」を発表しました。
新しい仏具の美しさと機能性
「流彩」は、洗練されたガラスで作られた仏具で、前香炉、火立、花立、仏飯器、湯呑、線香差の6点セットが揃っています。どのアイテムも、吹きガラスの柔らかいフォルムが特徴で、流れるようなデザインが施されています。これにより、仏壇の中がすっきりと整い、日常生活の中でも美しさが際立ちます。
多彩なカラーバリエーション
流彩はモスグリーン、ワインレッド、アンバーの3色を展開。シックな印象のモスグリーンはお仏壇との相性が良く、上品なワインレッドは格調สูงい雰囲気を与えます。また、明るい空間を彩るアンバー色は特に注目で、ガラスが持つ本来の色味が映える仕上がり。アンバー特有の微妙な明るさは、製品が1000度以上の熱で再加熱されたことで生まれます。
職人技が息づく
流彩はすべて職人の手作業によって丁寧に作られており、工房ではガラスの温度を読み取る能力が求められます。職人がガラスを型に押し込み、慎重に加工することで、流れるようなラインと形状が生まれます。これにより、確かな品質が確保されています。
安定した使用感のデザイン
美しさだけでなく、使用感や安全性にも考慮したデザインが施されています。花立と線香差は基部の直径が広く設定されており、転倒しにくい工夫がされています。その他の香炉や火立ちも底が厚く安定感が増しています。
アルテマイスターの挑戦
アルテマイスターは、これまでに多くの真鍮製の仏具を手掛けてきましたが、ガラス製の仏具は約10年ぶりの発表となります。このプロジェクトでは、「香炉の汚れが目につかないようにしたい」との課題に取り組み、Sghrと共に新しい価値を生み出すことに成功しました。
未来を見据えた制作
「流彩」の開発は約3年の歳月をかけて進められました。菅原工芸硝子の職人たちと協力し合い、形状や機能にこだわり抜いた結果、ようやく完成に至ったのです。多くの人々の日常生活の中で、この美しい仏具がどのように生かされていくのかが楽しみです。
最後に
アルテマイスターは今後も、新しい価値を持った製品づくりに取り組み続けます。仏具に込められた美しさと、りは私たちの日常生活を豊かにしてくれることでしょう。これからも、その魅力をぜひ体験してみてください。