海洋プラスチックごみを活用した新しいスツールの登場
buoy株式会社(代表取締役:林 光邦)が、海洋プラスチックごみを1.7kg使用したスツールのクラウドファンディングを12月16日から開始します。このプロジェクトは、限られた期間内に特別価格で先行販売されるもので、2024年12月16日から2025年1月25日まで、CAMPFIRE上で実施されます。
背景
buoyは日本各地で行われているビーチクリーン活動を支援しており、海岸から集められたプラスチックごみを原材料として製品を生み出す取り組みを4年前からスタートしました。この活動により、彼らは現在33の団体と連携し、2023年には2219.58kgの海洋プラスチックごみを買い取っています。しかし、倉庫が満杯となり新規団体の受け入れを停止せざるを得ない状況に。そこで、より大きな製品の製造・販売に挑戦することを決めました。
プロジェクト内容
本プロジェクトでは、海洋プラスチックごみを約1.7kg用いたスツールを販売します。募集期間は2024年12月16日10:00から2025年1月25日23:59までで、CAMPFIRE限定の特別価格で最大25%オフで提供します。
スツールの製造に使われる海洋ごみの量は、buoyの主力製品であるコースターの65倍!これにより新規ビーチクリーン団体の受け入れを再開し、既存団体からの受け入れを強化することを目指しています。
クラウドファンディングのリターン
本プロジェクトのリターンには、100%海洋プラスチックごみで製造されたスツールが含まれます。これにより、実際に環境問題に取り組んでいる団体との連携が一層強化されることを期待しています。
今後の展望
集まった資金は量産化に向けた金型の改良やプロモーション活動に使われる予定です。プロジェクトが成功した場合、スツールの一般販売も計画されています。これにより、海洋ごみの買取を促進し、ビーチクリーン団体の持続的な活動を支援します。また、海洋ごみ問題の啓発にも力を入れ、社会全体での認知度向上を図ります。
スツールの特徴
- - カラー展開: スツールはMIX、白、黒、青の4色で提供されます。材料の海洋ごみによって、それぞれ異なる色や模様が生まれ、唯一無二のデザインが魅力です。
- - サイズ/重量: サイズは375mm×375mm×高さ470mmで、約3.60kgの重さ。座面の直径は335mmです。
- 天面と裏面の2パーツで約1.7kgの海洋プラスチックごみが使用されています。
- 脚は木製で組み立て式で、重量を考慮しつつデザインされています。
- - 魅力的なデザイン: スツールは通常のプラスチック製品にはない独特の風合いがあります。座面の縁は大きく曲がっており、脚部は持ち運びやすい形状です。女性でも楽に移動させることができます。
buoy(ブイ)について
buoyは、海洋ゴミを材料にしたプロダクトブランドで、プラスチック製品製造の技術を持つ企業と連携しています。プラスチックの種類が不明な状態でも成形する技術について特許を取得し、2020年7月から一般販売を開始しました。詳細は
こちらのリンクからご覧いただけます。さらに、FacebookやInstagramでも最新情報を発信しています。
このプロジェクトを通じて、私たちは持続可能な未来への一歩を共に踏み出しましょう。