オフィスリニューアル業界に新たな風を吹き込むSwish
株式会社Swishは、オフィスや住居の空間リニューアルにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に取り組んでいます。しかし、現状ではこの分野の実務作業のDX化はほとんど進んでいません。そんな中、Swishは「空間づくりの常識をアップデートする」をミッションに掲げ、オフィスリニューアル業界に革新をもたらそうとしています。
Swishの設立背景とミッション
Swishは、かつてコクヨ株式会社で営業を担当していた横澤拓海氏が設立した企業です。オフィス構築の現場で生じる手作業でのレイアウトや見積もり作成、顧客からの修正依頼など、多くの手間が発生する現状を改善すべく、まずはアナログな見積もり作業をDX化するビジネスに取り組んでいます。
この領域は、複雑な業界構造や商慣習のため、参入障壁が高く、DXが進みにくい範囲です。しかし、横澤氏の豊富な業界経験を基にした製品開発が進んでおり、業界の常識を刷新することを目指しています。
オフィスリニューアル市場の課題
オフィスリニューアル市場は、主に設備工事やオフィス家具・内装工事などに分かれています。この市場は日本国内で約4.5兆円の規模を誇りますが、発注や納品作業はまだ多くが手作業で行われています。これにより、小さなミスが頻繁に発生し、納品や発注ミスに繋がるリスクが高まっているのです。
Swishの提供するソリューション
Swishはまず、オフィス家具メーカーの営業が行っている見積もり作成と図面照合の業務の自動化を進めています。具体的には、図面から必要な家具情報を抽出し、見積もりを自動化するプロダクトを開発中です。これにより、業務の効率化を図り、ミスを削減することを目指しています。
今後の展望
調達した資金を活用して、Swishはプロダクトのさらなる開発を進め、国内のオフィス家具メーカーへの製品提供を行う予定です。将来的には、工事業者への製品提供も開始し、オフィス構築における納品ミスや発注ミスをゼロにすることを目指しています。また、中長期的には住宅や商業施設の空間づくりにも取り組み、幅広い市場をターゲットにしたプロダクト開発を進める計画です。
投資家からの期待の声
多くの投資家がSwishの事業モデルに期待を寄せる中、各界の専門家がこのプロジェクトに賛同しています。前職での経験に基づいた横澤氏のビジョンに共感し、出資を決めた投資家たちは、業界全体が抱える複雑な課題を解決できる可能性を秘めていると述べています。
経営陣の紹介と採用情報
代表の横澤氏は、オフィス構築の実績が豊富であり、その経験をもとに新たなチームを募集中です。CTOやフルスタックエンジニア、バックエンドエンジニアなど、様々な職種で新メンバーを求めています。この分野での挑戦に興味がある方は、ぜひ採用情報をチェックしてください。
会社概要
- - 社名: 株式会社Swish
- - 設立年: 2021年7月
- - 代表者: 横澤拓海
- - 公式サイト: Swish,inc.
Swishの動きは今後のオフィスリニューアル業界において重要な指針となり、革新をもたらすでしょう。新たな空間づくりを共に目指す仲間たちに、期待が集まります。