日本財団パラスポーツサポートセンターがBtoB広告賞での銀賞受賞
6月8日、東武ホテルレバント東京にて開催された第47回日本BtoB広告賞において、公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター(通称:パラサポ)が制作した2025年度版団体パンフレットが銀賞を受賞しました。この受賞は、1980年から続く著名なBtoB広告コンテストにおける栄誉であり、パンフレットのデザインや伝達力が評価された結果です。
パラサポパンフレットの特徴とデザイン
賞を受けたパンフレットは、パラサポのキャッチフレーズ「i enjoy!」を中心にデザインされ、トムソン加工による口型の型抜きが特徴的です。これにより、視覚的に楽しさが感じられ、親しみやすさを演出しています。全体的なデザインは、パラスポーツが人々や社会を繋げる接着剤の役割を果たすというメッセージが込められています。
また、パンフレットではインフォグラフィックスを活用し、各ページで一目で情報が理解できる工夫が施されています。色彩やイラストの選定にもこだわり、見る人に楽しさをもたらす工夫が多数盛り込まれています。
スピード感と柔軟性をデザインで表現
パラサポは2015年に設立されて以来、障がい者やパラスポーツに関する固定観念を打破するため、常に試行錯誤を重ねてきました。本パンフレットの制作にも、その取り組みが反映されています。「スピード」と「柔軟性」を象徴するデザインとなっており、これまでの10年の歩みをダイナミックに視覚化しています。
多様なステークホルダーとの連携を強調
パンフレットは、パラスポーツに関連するさまざまなステークホルダー(企業、行政、教育機関など)との協力関係を示す構成となっており、一目で理解できる形にまとめられている点が評価の一因です。また、最終ページには、問題解決を提案する「問診票」と「内“福”薬」という親しみやすい企画が盛り込まれ、実用性とユーモアを兼ね備えています。
DEIプログラムの紹介と普及
パンフレットには、パラアスリートが講師となって行うDEIプログラム「あすチャレ!」についても紹介されています。このプログラムは小・中・高・特別支援学校に向けて実施され、全国で多くの人々が参加しています。2026年には10周年を迎え、さらなる発展が期待されています。こうした取り組みを通じて、パラスポーツが持つ可能性や社会的意義を広めていくことを目指しています。
小澤直さんのコメント
パラサポの常務理事である小澤直氏は、受賞について「嬉しく思います。私たちは、障がい者やパラスポーツに対するイメージを変えるために努力を続けてきました。このパンフレットもその一環であり、多くのポジティブな意見をいただいていることに感謝しています。今後もインクルーシブな社会の実現を目指し、活動を続けていきます」とコメントしました。
パラサポの今後の展望
日本財団パラスポーツサポートセンターは、引き続きDEI教育や社会のインクルーシブ化に取り組みながら、それぞれのチャンスを最大限に活かすことを目指しています。これにより、パラスポーツが持つ力をより一層引き出し、社会全体に波及効果をもたらすことが期待されています。パンフレットはその活動の要素を伝える重要な手段として位置づけられ、今後も積極的な役割を果たしていくことでしょう。