進化する「おひつごはん四六時中」の取り組み
イオンイーハートが運営する『おひつごはん四六時中』が、フードロス削減に向けた新たな取り組みを始めます。近年、持続可能な開発目標(SDGs)が注目される中、当社も自らの責任を果たすべく、食の無駄を減らすための施策に取り組んできました。特に、営業終了後に廃棄されるごはんに着目し、これを有効活用する新商品が誕生しました。
ごはんの廃棄問題に目を向ける
月間約7トンものごはんが廃棄されている状況を憂い、イオンイーハートでは様々な調理法を試みて、そのリメイク商品の開発に挑んできました。今年度中には、焼きおにぎりや揚げごはん、せんべいなど、様々な形での再利用を模索しましたが、最終的には会津産コシヒカリの美味しさを引き立てる「稲荷寿司」を提供することに決定。
「もったいな稲荷」とは?
新商品の名は「もったいな稲荷」。この稲荷寿司は、営業終了後に残されたごはんに特製の酢を加え、一晩寝かせることでまろやかな風味に仕上げられています。その酢には株式会社Mizkanの「カンタン酢™」を使用。最適な調味料を選ぶことで、味わいだけでなく、調理の効率化も図りました。
また、ほんのり甘いお揚げとの相性も抜群で、お客様に大変好評を博しています。この取り組みにより、従来のごはんの廃棄量を約70%も削減できたという実績もあり、環境への配慮を実現する新たな試みとして注目されています。
商品詳細と販売について
「もったいな稲荷」の販売は2024年12月18日(水)から、全国の『おひつごはん四六時中』にて開始。販売価格は税込220円で、2個入りです。ただし、フードロス対策商品のため、各店舗ごとに販売数は異なり、売切れ次第終了となります。これからの季節、心温まる新商品をぜひお試しください。
結びに
イオンイーハートでは、今後も「食を通じての笑顔」のためにさらなる取り組みを推進していくとしています。この新たな商品「もったいな稲荷」が、多くの人々に喜ばれるとともに、フードロス削減に寄与することを期待しています。環境に優しい選択が、食と心の豊かさを同時にもたらしてくれることでしょう。