新たな便の誕生
東海汽船株式会社は、さらなるアクセス向上を目指し、東京と下田間の直行便のトライアルを実施します。特に、観光客や釣り愛好家からの需要が高まり、これに応える形で新たな航路が開設されることになりました。
開航の背景
2024年11月18日と19日の2日間、東京・竹芝桟橋から下田港までの約160kmを、わずか2時間10分で結ぶこの高速航路は、既存の交通機関に比べて非常に迅速な移動を実現します。乗船料金は片道7,500円、往復13,000円で、特にクルーズを楽しむ旅行者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
利便性とアクセス向上
本航路の運航により、東京から下田への旅行がこれまでよりも手軽に行えるようになります。さらに、下田に滞在する旅行者や地域住民を対象に、下田から東京への帰り便も運航。観光業の活性化を目指し、地域経済への貢献も期待されています。
高速ジェット船の技術
今回運航されるのは「高速ジェット船」。この船はジェットエンジンで海水を後方に噴出させ、揚力を得ることで海面から浮上し航行します。水中翼による特性により、海水の抵抗を大幅に減少させることで、時速約80kmの速さで航行することが可能。波の影響をほとんど受けないため、船酔いの心配も少なく、快適な旅を提供します。
主催・共催情報
本トライアル航路は、東海汽船株式会社、SFGマーケティング株式会社、未来伊zuCAMPUSの共同主催によるもので、下田市観光協会や南伊豆町観光協会などの後援も受けています。
予約情報
予約開始は2024年10月1日から。各便の定員は200名で、電話予約が可能です。詳細は公式ウェブサイトで確認できますので、早めの予約をお勧めします。
期待される影響
この新しい航路により、ダイバーや釣り客、さらには観光客の誘致が進むと予想され、下田市の観光産業がさらに活性化することでしょう。海の新たな魅力を再発見する絶好の機会です。ぜひこの直行便で、新たな海の旅を体感してみてはいかがでしょうか。