Relicとエバラ食品がスタータップ教育に貢献
株式会社Relic(本社:東京都渋谷区)が、エバラ食品工業株式会社(本社:神奈川県横浜市)と共に、明星大学経営学部の「事業承継・イノベーターコース」におけるカリキュラムに参画することを発表しました。この取り組みは2025年度秋季授業「明星ビジネスイノベーションチャレンジ」において、学生が企業との協力を通じて新しい価値の創造に挑戦するものです。
産学連携の実践型プログラム
この授業は伊藤智久教授の指導により、学生に実社会での課題に取り組む機会を提供し、理論的な学びを実践にリンクさせることを目指しています。Relicとエバラ食品は、課題設定やフィードバックを行い、学生の取り組みを後押ししています。この協力を通じて、学生が新たな発想を社会に結びつける機会を増やしています。
Z世代の視点を生かした授業内容
今回の授業テーマは「Z世代をターゲットとした新しい商品またはサービスの企画」。学生はリサーチやペルソナ設定から始まり、アイデア及びコンセプトの創出、仮説検証、プロトタイプ作成、さらにはプレゼンテーションまで、一連のプロセスに挑戦。エバラ食品は過去のブランド戦略や消費者理解の知見を提供し、Relicは新規事業開発による専門知識を活かし、実践的な視点で学生を支援します。
理論と実践を複合する取り組み
授業では、生成AIを利用したアイデア発想法やリーン型検証の手法も導入されており、学生に最新の新規事業開発に近い経験を提供しています。Relicは、学生が社会の課題解決に寄与できるスキルを養うことを目的としており、実践を通じたアントレプレナーシップ教育に力を入れています。また、学生向けのスタートアップスタジオ「ZERO1000 Ventures for Students」を設立し、起業家マインドを育成するための支援を行っています。
今後の展望と活動の継続
エバラ食品やRelicと連携して行われるこの授業により、学生たちは企業経営者や事業開発者の思考法を学び、自身のキャリアを主体的に設計する力を身に付けることが期待されます。最終発表会も11月13日に予定されており、最優秀チームが表彰されることになっています。
Relicについて
Relicは、企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーであり、国内での新規事業開発においてシェアNo.1を誇ります。さまざまな業界の企業に対して、SaaS型プラットフォームや産学連携プログラムを通じて、革新的な事業を生み出しています。今後も企業との連携を通じて、アントレプレナーシップ教育を拡大し、社会実装に向けた学びの環境を整備することに取り組んでいく方針です。