飛び級社会人プログラム
2026-10-16 07:14:16

自由学園の生徒が実社会で学ぶ「飛び級社会人」プログラムを実施

学校法人自由学園は、東京都東久留米市に位置し、独自の教育理念に基づいたプログラムを行っています。その一環として、今年で4年目を迎える「飛び級社会人」という実社会学習プログラムが始まります。このプログラムでは、高等部2・3年生約200名が、47の企業や団体に参加し、実社会での学びを通じて多様な価値観や経験を得ることを目指します。

【プログラムの概要と目的】
「飛び級社会人」は単なるインターンシップではなく、生徒一人ひとりが直接企業や地域社会の現場に踏み込み、社会の仕組みや課題について体験的に学ぶことを重視しています。このプログラムでは、農業、文化、地域振興、教育、メディア、製造、テクノロジーなど、さまざまな分野の企業や団体に参加してもらい、生徒たちは社会課題に直面しながら実践的な学びに取り組みます。これにより、自らの将来や生き方を考える機会を提供し、同時に社会課題の解決に対してどのように関与できるかを模索します。

自由学園は、その創立以来「よりよい社会をつくる人を育む」ことを教育の理念に掲げています。この理念に基づき、教室や机上での学びにとどまらず、広い社会を生きた学びの場として捉えています。「飛び級社会人」プログラムは、その集大成とも言えるものであり、生徒たちが施設や企業との協働を通じて得た経験は、教育の中で培った問題意識や探究心を実社会につなげる貴重な機会となります。

【共生学の学びと実践】
自由学園の必修科目である「共生学」は、中学1年生から高校3年生までの6年間を通じて、平和、人権、環境について多面的に学びます。このプログラムの枠組みの中で、生徒たちはこれまで培った知識や視点をフルに活かし、実際の社会で何が必要とされているのかを体感することが求められます。

プログラム自体は、受け入れ企業と生徒の交流を大切にするため、オープニングセレモニーが設けられています。この場では、受け入れ先の関係者と直接交流することができ、相互理解を深める機会となります。地域や業界との連携を通じて、メディアからも注目を集めており、過去の実績もほぼ毎年報道されています。

今年度のオープニングセレモニーは10月21日(水)14時から、自由学園記念講堂で行われる予定です。この場に報道関係者を招くことで、より多くの人に「飛び級社会人」の活動を知ってもらい、自由学園の教育方針や取り組みを通じてさらに広がっていくことが期待されています。

【参加企業のリスト】
実際に参加する企業は、農業、教育、メディア、製造など、多岐にわたります。具体的には、太陽工業や婦人之友社、自由学園明日館などが名を連ねており、その数は47に及びます。多様な業種からの参加者と関わることで、生徒たちはそれぞれ異なる視点や価値観に触れ、その経験が自身の視野を広げる大きな契機となります。

このように、『飛び級社会人』プログラムは、ただの職業体験に留まらず、生徒たちが社会の一員としての意識を持ちながら、自らの将来の可能性を切り拓いていく重要な一ステップとなることでしょう。自由学園の教育の新しい形がここにあります。

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