アルメニアでのAIデータセンター開所式典の開催
2026年6月1日、アルメニア共和国のガガーリン地区でEleveight AI社のAIデータセンターの開所式典が行われました。この式典は、アルメニア政府や各国大使館、テクノロジー業界の関係者、投資家、メディアなど、多くの人々が集まる盛況なイベントとなりました。特に注目されたのは、このデータセンターがアルメニア及び南コーカサス地域で初めてNVIDIA Blackwell B300を搭載したAIファクトリーである点です。
このデータセンターは将来的に最大35MWまで拡張可能な設計がなされており、大規模言語モデル(LLM)の学習や生成AI、企業向けのAIワークロードにも対応しています。また、再生可能エネルギーを利用したサステナブルな計算基盤を持つところも特筆すべき特徴です。さらに、アルメニアの高度技術産業省との間で覚書(MoU)が締結されており、国家戦略レベルでの取り組みが進行中です。
開所式典の詳細
式典では、見学者に対してNVIDIA Blackwell B300 GPUが展示され、その高性能がアピールされました。メディアでは、アルメニア国営通信社および公共ラジオなどが報じ、広く情報が拡散されています。
GPUクラウドサービス「G-NEXT GPUクラウド」の商談受付開始
同日、ジーネクストは「G-NEXT GPUクラウド」と呼ばれる、日本向けに特化したGPUクラウドサービスの商談受付を開始しました。このサービスはEleveight AI社のAIデータセンターを基盤としており、日本国内の研究機関や企業からの高い関心が寄せられています。
商談の受付は2026年5月14日に先行案内を開始し、より具体的な条件や計算資源の確保についての相談が可能になりました。今後も多くの企業やスタートアップからの問合せが見込まれ、その期待に応えていく方針です。
商談受付内容の概要
商談では、ユースケースに応じた計算資源の提案が行われ、料金プランや契約条件に関する相談も受け付けています。また、PoC(概念実証)やトライアル利用についての相談も可能です。これらはすべて契約締結を確約するものではなく、最終的なサービス提供条件は別途の契約に基づき決定されます。
ジーネクストの代表取締役である村田実氏は、「Eleveight AI社との提携により、世界水準のAIインフラを日本市場に提供できることは、大きな前進である」とコメントしています。彼はまた、AI開発や社会実装の実現に向けてこのサービスが貢献することを期待しています。
今後の展望
2026年7月以降にはこの「G-NEXT GPUクラウド」の商用サービスが開始される予定で、各種スケジュールは進捗に応じて見直されることとなります。今回の取り組みがジーネクストの中長期的な成長戦略の基盤となることは間違いありません。また、AIインフラサービスは収益基盤として重要な役割を果たすと期待されています。今後もこのプロジェクトの進展に注目が集まります。
企業概要
- - Eleveight AI社: アルメニア共和国エレバンに本社を持ち、AI特化型データセンターの運営を行っています。企業のウェブサイトは こちら。
- - 株式会社ジーネクスト: 東京都千代田区に本社を構え、AIインフラサービスの提供を目指しています。詳細は こちら にて確認できます。