新たな物流拠点「いちご豊川物流センター」が竣工
このたび、いちごグループは愛知県に位置する「いちご豊川物流センター」の竣工を発表しました。この物流施設は、人々の豊かな暮らしを支えるため、サステナブルなインフラづくりを掲げるいちごグループの新たな試みとして注目されています。
プロジェクトの背景
最近のEC取引の拡大により、物流システムは多くの課題を抱えています。特に、小口化や多頻度の輸送ニーズの増加、運転手不足といった問題がボトルネックになっています。そこで、いちごグループは新たな基幹物流網を構築し、全国にその好影響を広げることを目指しています。また、2024年問題として語られる上述の課題が、地域産業の発展にとっても重大な問題とされています。
いちごは、関東地域で物流事業を展開している株式会社拓洋とパートナーシップを結び、愛知県での物流施設開発を行う運びとなりました。これにより、地域の産業活性化に貢献し、持続可能な物流インフラの構築を推進する意義が強調されています。
いちご豊川物流センターの概要
「いちご豊川物流センター」は、いちごグループの100%子会社であるいちご地所株式会社が施主となり、2024年9月に工事を開始し、2025年11月28日に竣工予定です。設計や施工、マスタリースは株式会社拓洋が手掛けています。
このセンターは、愛知県に指定された工業団地の一角に位置し、東三河エリアの消費地に近いという交通の利便性に優れた立地が特徴です。特に2025年3月に全線が開通した国道23号明豊道路「豊川為当IC」から約3.3kmという距離にあり、名古屋から浜松にかけての広域配送が可能です。この立地によって、EC事業者からの賃貸も決まっており、今後の物流業務における利便性が高まります。
施設概要
- - 所在地: 愛知県豊川市御津町御幸浜二号2番13
- - アクセス: 国道23号明豊道路「豊川為当IC」から約3.3km
- - 敷地面積: 18,325.68㎡(約5,543.52坪)
- - 延床面積: 9,973.60㎡(約3,017.01坪)
- - 構造: 鉄骨造の平屋建て
- - 施主: いちご地所株式会社
- - 設計・施工: 株式会社拓洋
- - 着工: 2024年9月
- - 竣工: 2025年11月
今後の展望
「いちご豊川物流センター」の竣工は、いちごグループ全体にとっても重要な影響を及ぼします。これにより、2026年2月期の連結業績予想にその効果を反映させることが期待されます。
物流における持続可能性を重視するいちごグループは、このセンターを皮切りに、さらなる物流施設の開発を進め、全国での拡大を図りながら、顧客視点に立ったサービスの提供に励んでいきます。これからのいちごグループに、ぜひご注目ください。