Okta第3四半期発表
2024-12-04 10:26:18

Okta、2025年度第3四半期決算を発表。持続的成長の証明

アイデンティティ管理のリーダー企業であるOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ)は、2024年10月31日締めの2025年度第3四半期決算を発表しました。この期間中、Oktaは前年同期比で売上高が14%増加し、特にサブスクリプション売上も同様に14%の成長を見せました。

OktaのCEOで共同創業者のトッド・マッキノン氏は、「第3四半期の業績は高い収益性とキャッシュフローによって支えられています」と発表しました。また、彼は、公共部門、大口顧客、そしてパートナーエコシステムへの投資が大きな成果をもたらしていると説明しています。これにより、売上の成長が実現し、顧客のニーズに応える形でアイデンティティセキュリティの向上が支持されています。

業績ハイライト



今回の決算では、総売上高が前年同期比14%増の6億6,500万ドル、サブスクリプション売上高も同様に14%増の6億5,100万ドルとなりました。残存パフォーマンス義務(RPO)は前年同期比19%増の36億5,900万ドル、今後12ヶ月内に認識される予定の現在の残存パフォーマンス義務(cRPO)も前年同期比13%増の20億6,200万ドルという結果です。

営業面では、GAAPベースで見た営業損失は前年同期の1億1,100万ドルから1,600万ドルに減少し、非GAAPベースでは営業利益が8,500万ドルから1億3,800万ドルに増加しました。これにより、同社の経営指標には顕著な改善が見られます。特に、純利益に関しては前年同期のGAAPベースの純損失が8,100万ドルから1,600万ドルの利益に転じました。

キャッシュフローと財務の健全性



オペレーションからのキャッシュフローは前年同期の1億5,600万ドルから1億5,900万ドルに増加し、フリーキャッシュフローも同様に増加しました。現金および短期投資の総額は22億4,800万ドルに達しています。

さらに、Oktaは2025年満期の転換社債の一部を買い戻し、1,600万ドルの債務早期償還益を計上しました。この結果、同社の財務健全性が強化されたことも特筆すべき点です。

今後の見通し



2025年度第4四半期の見通しとしては、売上高が6億6,700万ドルから6億6,900万ドルの範囲とされ、前年比で約10%から11%の成長が期待されています。また、同年度の通期についても25億9,500万ドルから25億9,700万ドルの見込みで、前年比15%の成長を予想しています。

以上のように、Oktaは堅調な成長を続けており、アイデンティティ管理サービス市場において今後も重要な役割を果たすことが期待されています。Oktaがどのようにこの成長を維持し、さらに拡大していくのか、引き続き注目が集まります。


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会社情報

会社名
Okta Japan株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-21−1 渋谷ヒカリエ30階
電話番号

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