IVRyのデジタル成長を示すインフォグラフィック
株式会社IVRy(アイブリー)は、対話型音声AI SaaSの進化を示すインフォグラフィック「数字で見るIVRy 2024」を発表しました。このインフォグラフィックは、過去1年間の目覚ましい成長を示し、AI技術の進化が企業活動にもたらす影響を浮き彫りにしています。
IVRyの変革
2023年はAI技術が飛躍的に発展した年でした。その影響を受けて、IVRyのプロダクトは電話を自動化する「電話DX」から、AIや音声データを駆使して電話に関する問題を解決する「対話型音声AI SaaS」へと進化しました。この変化により、ビジネスの効率化が一層進み、利便性が高まっています。
公開されたインフォグラフィックは主に三つのカテゴリーで構成されており、注目すべきは「AI」、「事業」、「メンバー」です。それぞれのカテゴリで進捗や成果を視覚的に捉えられるようになっています。
AIの活用事例
特にAIに関しては、AI電話予約機能やAI電話代行サービス、自動文字起こし・AI要約など、幅広い機能が搭載されています。過去1年間でのAI対応着電数は120万回を超え、AI機能のリリース頻度も向上しています。これは導入企業の電話システムがAIでより効率的に運用されていることを示しています。
事業の成長
事業面において、IVRyは2023年5月にシリーズCで30億円の資金調達を実施し、累計資金調達額は49.5億円に達しました。アカウント数は15,000を超え、業種も99業界中88業界に拡大。総着電数も2,000万件に到達しており、この数は日本国民の約6人に1人が利用しているという計算になります。
さらに、今年1月の調査ではIVRyが「電話DXクラウド導入シェアNo.1」と「電話業務効率化クラウド導入シェアNo.1」を獲得したことも非常に注目されています。この実績はIVRyの信頼性とパフォーマンスの証とも言えるでしょう。
メンバーの増加
組織の成長も見逃せません。IVRyの社員数は前年比3倍のペースで増加し、現在では100名を超えています。新たに加入したメンバーにはグロース責任者やプリンシパルAIエンジニアが含まれ、専門性の高い人材を確保しています。また、社内の男女比や子育て社員の割合も積極的に公開されており、働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。
課題と未来
AI技術の普及は急速に進んでいますが、中小企業や地方での導入はまだ道半ばです。IVRyはこのギャップを埋めるため、安価で使いやすい電話ベースのAIサービスを提供しています。一歩先を行った技術を地域や企業規模に関わらず迅速に届けることで、全ての企業が最新の技術を享受できるよう努めています。
代表取締役/CEOの奥西亮賀の言葉を借りれば、「最先端の技術をすべての企業に届ける」というミッションのもと、IVRyは業務効率化を日本全国に広める取り組みを継続していくとのこと。
結論
AI技術の急進展とともに、IVRyは対話型音声AIとしての成長を続けています。今後も技術の強化や組織の拡充に注力しながら、全ての企業が「働くことは、楽しい」と感じられる未来を作るための挑戦を続けていくことでしょう。