愛知県とアルペンが手を組み地域スポーツの発展を目指す新たな協賛契約

愛知県とアルペン、新たなパートナーシップを締結

愛知県と株式会社アルペンが、新たにパートナーシップを結ぶこととなった。この協賛契約は、公益財団法人愛知県スポーツ協会(sporting association)と地元企業であるアルペンが手を組み、地域スポーツの発展を目指すために設けられたもので、4月より開始される。

協賛契約の背景

株式会社アルペンは、1972年に設立された愛知県名古屋市を拠点とするスポーツ用品の大手企業だ。「スポーツをもっと身近に」というスローガンのもと、全国のスポーツ愛好者に向けた商品開発と販売を行っている。2024年には名古屋の地にフラッグシップ店をオープンする予定で、そこを中心に地域のスポーツ文化の発展に積極的に関与していく意向を示している。

一方、愛知県スポーツ協会は、県内の56の競技団体、54の地域団体、2つの学校体育団体からなる112団体と連携しながら、地域におけるスポーツ活動を支援している。これまで主に加盟団体との連携を重視していたが、民間企業との具体的な協力関係を築くことが求められていた。

期待される連携の効果

この協賛契約は、愛知県スポーツ協会にとって初めての民間企業との提携となる。両者の協力によって、愛知県におけるスポーツ振興が加速し、より多くの地域住民がスポーツに触れる機会が増えることが期待される。契約に基づき、アルペンは協会が実施するスポーツイベントや活動に必要な物品を提供し、さらにスポーツの普及を目指した啓発活動にも積極的に参加する方針だ。

記念イベントの開催

パートナーシップ契約締結を記念して、アルペンは4月12日（土）にスポーツと環境活動を融合させた「プロギング」イベントを主催する。このイベントには愛知県スポーツ協会の加盟団体からも多数参加が見込まれており、地域のスポーツ愛好家が一堂に会する機会となる。

プロギングの魅力

プロギングとは、スウェーデン発の新しいスポーツ形式で、ジョギングをしながら道中のゴミを拾う活動だ。運動しながら環境保護にも貢献できるこの活動は、ダイエットやストレス解消にも効果があり、世界中で多くの人々に親しまれている。アルペンは2021年からプロギングイベントを定期的に開催しており、昨年のレベルでも130名が参加する盛況ぶりを見せていた。