株式会社ELYZA、デジタル庁からの支援プロジェクトを受託
株式会社ELYZAは、デジタル庁が進める「生成AIの業務利用に関する技術検証および利用環境整備」のプロジェクトを受託したことを発表しました。このプロジェクトは、2024年5月31日から2025年3月31日までの期間にわたって実施され、行政組織における生成AIの業務利用促進を目指しています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトの主な目的は、日本の行政組織で生成AIを業務に活用するための障害を特定し、それに対する解決策を提案することです。これにより、効率的な業務プロセスの実現を支援しています。
株式会社ELYZAは、生成AIを企業で実際に運用できる形で提供するため、法人向けの「生成AI活用SaaS」を開発しており、これをプロジェクトの中で活用していく予定です。
「法人向け生成AI活用SaaS」の特徴
このSaaSは、以下のような特徴を有しています:
- - 重要業務の円滑化: 組織内で大規模言語モデル(LLM)を導入する際の障壁を解消し、実用化を迅速に進められるように設計されています。
- - セキュリティ確保: 日系大手金融機関のセキュリティ審査基準をクリアした実績があり、安全に運用可能です。
- - UXの重視: 導入後も利用しやすいUX(ユーザーエクスペリエンス)を提供し、安定した運用をサポートします。
- - 柔軟な運用: 海外製の言語モデルと独自開発のLLMを安定して運用でき、さらに利用者からのフィードバックを活かしたUI設計も可能です。
- - 安心安全な管理機能: 管理機能や、実際に使用する機能が標準装備され、利便性が高い点も魅力です。
将来の展望
この「法人向け生成AI活用SaaS」は、2025年度中に法人向けに販売が開始される予定です。具体的な情報については、今後段階的に発表される見通しとなっていますので、ぜひ注目していきましょう。
株式会社ELYZAについて
株式会社ELYZAは、「未踏の領域で、あたりまえを創る」を理念に掲げ、特に日本語の大規模言語モデルに焦点を当てています。企業との共同研究やクラウドサービス開発を通じて、先端技術の研究やコンサルティングを行い、企業の成長を支援することを目指している企業です。2018年に設立され、現在では多くの実績を挙げています。
会社情報
- - 社名: 株式会社ELYZA
- - 所在地: 〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-9 SWTビル 6F
- - 代表取締役: 曽根岡侑也
- - 設立: 2018年9月
- - URL: 公式サイト