BAPE®がショーン・モーテンセンとのコラボを復刻
A BATHING APE®(ア ベイシング エイプ®、略称BAPE®)が伝説的なフォトグラファー、ショーン・モーテンセン(Shawn Mortensen)との過去の関係に敬意を示し、彼の名作を使用したフォトTシャツを復刻して販売します。このプロジェクトは、ストリートカルチャーとアートの交差点としての双方を称え、音楽やヒップホップを中心に活躍したモーテンセンの影響力を再確認する機会でもあります。
ショーン・モーテンセンの遺した足跡
モーテンセンは1965年にロサンゼルスで生まれ、2009年に惜しまれつつもその生涯を閉じました。彼は数多くのアーティスト、特に90年代のヒップホップシーンを描写した作品で知られています。2002年には、BAPE®から彼の写真集『It’s My Life … Or It Seemed Like a Good Idea at the Time』が出版され、そこには彼が捉えたストリートカルチャーの精神が表現されています。
例えば、彼が撮影したThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)がBAPE®カモジャケットを着用している姿は、このブランドの歴史における重要なシンボルになっています。この写真は単なるビジュアル以上の意味を持ち、音楽とファッションの両方における相互作用を象徴しています。
復刻シリーズの中身
今回のフォトTシャツ復刻には、モーテンセンが撮影した3枚の象徴的な写真が選ばれています。これらはすべて90年代のストリートカルチャーの瞬間を切り取っており、BAPE®独自のデザインスタイルで表現されています。
1.
BECK:アーロンズ・レコード・ストアでのライブ(1994年)
BECKの迫力満点のパフォーマンスと、活気あふれるレコード店の雰囲気を捉えた一枚。ミュージックシーンの中心地として知られるアーロンズ・レコード・ストアの熱気が伝わってきます。
2.
BEASTIE BOYS:「PASS THE MIC」ビデオ撮影の合間(1992年)
雨の日にリラックスした表情を見せるビースティ・ボーイズの姿は、彼らの日常の一コマ。音楽仕事の合間に見せる愉快さが、ストリートカルチャーの自由な雰囲気を感じさせます。
3.
The Notorious B.I.G.:最後の撮影(1997年3月7日)
ビギーがBAPE®カモジャケットを着用する短いが重要な瞬間。この撮影は、彼の最後のポートレートとなり、アートとヒップホップが重なる瞬間を後世に伝えています。
コレクション優待情報
復刻したTシャツは、2025年11月29日(土)からBAPE®の正規取扱店舗や公式ウェブサイトで数量限定で販売されます。また、コラボレーション商品を購入すると、特別製のステッカーを1会計ごとにプレゼントしますが、こちらは数量限定ですので注意が必要です。
さらに、BAPE STORE®渋谷では、ショーン・モーテンセンの経歴や作品を紹介する特別ウインドウディスプレイが11月29日(土)から12月12日(金)まで設置される予定で、観客にとって非常に貴重な体験となるでしょう。
店舗情報は以下の通りです:
住所:東京都渋谷区宇田川町13-17
電話:03-6415-6041
営業時間:11:00〜21:00
A BATHING APE®(BAPE®)について
1993年の設立以来、BAPE®は東京を拠点とし、ストリートファッションの象徴的存在として成長を遂げました。30年以上にわたる歴史の中で、数多くのアイコニックなデザインを発表し、さらにメンズ、レディース、キッズ向けのラインを拡充させています。今日では、世界中で高い人気を誇り、国際的なブランド間のコラボレーションも数多く行っています。
BAPE®は、ショーン・モーテンセンの作品を通じて、哲学である“Fearless Expression(恐れない自己表現)”と“Connect with People(人と人をつなぐ創造)”を体現しています。アートとファッションが交わる瞬間を、次世代へと引き継いでいくことでしょう。