在宅医療と看護師
2026-01-20 11:14:33

在宅医療を支える看護師の力とは?新しい学びのプログラム始動

在宅医療の最前線で求められる看護師の力



超高齢化社会を迎えた日本。医療の中心が病院から在宅に移行する中、在宅医療に必要な看護師の役割がますます重要視されています。しかし、現状は慢性的な人材不足と教育機会の欠如が課題となっており、「興味はあるけれど一歩踏み出せない」という看護師も多いのが実情です。そんな中、株式会社ワンダーラボラトリーが運営する医療専門の動画配信サービス「Peer Study~在宅医療カレッジ~」が新たに発表した「在宅看護BASIC PROGRAM」は、看護師向けに全32本のプログラムを提供します。

教育が追いついていない現状



国は地域包括ケアシステムの構築を進め、在宅医療の推進を図っていますが、在宅看護を体系的に学ぶ場は十分とは言えません。多くの看護師が病院から在宅に転身した際に直面するのは、病院看護と在宅看護の「違い」です。特に、現場で即座に必要な判断や多職種連携の中での役割などは、現実に出るまで理解することが難しいのが実情です。このプログラムは、まさにその「教育の空白」を埋めるために企画されました。

看護師のキャリアの可能性を広げる



看護師は国家資格を持つ専門職であるにも関わらず、そのキャリアに関する選択肢が見えにくい現状も問題視されています。「在宅看護」は「大変そう」といったイメージが先行し、看護師たちがそのキャリアパスを選ぶのをためらっているケースも散見されます。『在宅看護BASIC PROGRAM』では、在宅看護を「特別な人の仕事」とせず、看護師の「自然なキャリアの一部」として取り扱うことを目指しています。

現場の実情に基づいたプログラム



本シリーズの大きな特長は、制度論や理想論ではなく、実際の在宅医療現場での具体的な事例を基にしている点です。患者やその家族の日常生活の中で看護師が果たすべき役割、医師やケアマネ、介護職との関係、判断に迷う場面での思考プロセスなど、現場で活かせる知識を32プログラムにわけて丁寧に体系化しています。

藤野 泰平氏の講義



また、1月20日(火)17:00からは、企画監修者である藤野 泰平氏によるイントロダクションと講義が配信される予定です。この講義では、在宅医療の現場における「情報セキュリティ対策」について触れ、急速に進化するICTの中で看護師が理解すべきリスクとその対策を実務に即した視点からわかりやすく解説します。

地域医療を支える基盤作りへ



この取り組みは、ただの教育コンテンツの配信にとどまりません。看護師のキャリア継続と再設計、在宅医療人材の底上げ、地域で暮らす高齢者や患者を支える透明な基盤を築くことを狙っています。『看護師を育てることは、地域医療を支えること』という理念のもとで、Peer Studyは今後も現場起点の学びを発展させ続けます。

企画監修者・藤野 泰平氏の経歴



藤野 泰平氏は、株式会社デザインケアの代表取締役であり、訪問看護師としても活躍中です。名古屋市立大学看護学部を卒業後、聖路加国際病院に勤務した後、2014年に自身の会社を設立し、全国の複数の拠点で運営を行っています。また、日本男性看護師会の創始者や多数の学会での委員も務めており、その専門性は高い評価を受けています。

Peer Study~在宅医療カレッジ~について



「Peer Study」は、医療専門職のスキル向上を目指す動画配信プラットフォームです。異なる職種との交流を促進し、在宅医療全体の質を向上させる狙いがあります。ここから、新たな在宅医療のスタンダードが生まれることが期待されます。詳細は公式サイトでご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社ワンダーラボラトリー
住所
東京都渋谷区恵比寿西2-4-5 第28荒井ビル7F
電話番号
03-6277-1181

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