新ダンスオンライン教材誕生
2012-03-05 15:00:01

ウィリアム・フォーサイスのダンス教育 誰でも楽しめる新オンライン教材の誕生

ウィリアム・フォーサイス作品を活用した新しいダンス教材のご紹介



日本女子体育大学のダンス・プロデュース研究部は、著名なコンテンポラリー・ダンス振付家ウィリアム・フォーサイス氏の作品『Bongo Bongo』を題材にしたオンデマンドダンス教材の制作を開始しました。この新たなプログラムは、インターネットを通じて利用可能となり、誰でも簡単にダンスを楽しむことができるよう工夫されています。

デジタル時代のインタラクティブ・ダンス教材



この教材は、インタラクティブなインタフェースを採用しており、視聴者が自分好みのカメラアングルからダンスを観覧できる仕組みになっています。9本の映像を同時に流し、全体の流れと特定のダンサーの振りを分かりやすく学べるようにしています。この機能はデジタルハリウッド株式会社の協力によって実現しました。

Bongo Bongoとは何か?



『Bongo Bongo Nageela』、通称Bongo Bongoは、ウィリアム・フォーサイスの1998年の大作『Impressing the Czar』の一部であり、7分程度の作品です。男性ダンサーが女子学生の制服を着用して踊る姿は、ユーモアとエネルギーに満ち溢れています。フォーサイス氏のスタイルは、伝統的なバレエに現代の解釈を加えたもので、見る者を引き込む魅力があります。

教材制作の背景



この新しい教材は、ダンスの振り付けや表現を学びたい人々のために作られました。過去に制作された『Improvisations Technologies』や『Synchronous Objects』を参考にしつつ、今回は実際に踊ってみることが主旨です。映像のダンスを真似することで、より多くの人々がフォーサイス氏の作品に親しめるように工夫が施されています。

この企画は、日本女子体育大学が東京ドイツ文化センター、慶應義塾大学アートセンターと共催したワークショップで提案され、その結果ホームページでの公開が実現しました。新学習指導要領を反映させ、教育現場でも活用できる教材として期待されています。

映像収録の魅力



今回の教材で使用する映像は、実際にウィリアム・フォーサイス氏が日本公演で用いた「彩の国さいたま劇場」で収録され、舞台撮影は株式会社シアター・テレビジョンのクルーが担当しています。この会社は、過去に数々の国際的な舞台制作に携わっており、その技術で魅力的な映像を提供します。

未来への期待



日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部は、ダンスの未来を担う存在として、このような取り組みを続けています。彼らは、国内外の講師を招いたワークショップや、演出、照明、音響などの技術を学びながら、地域交流やダンスの可能性を広げる活動を行っています。このプロジェクトを通じて、多くの人々がダンスを楽しみ、身近に感じられるきっかけになることを願ってやみません。

ダンスの新たな楽しみ方を、是非みなさんも体験してみてください。フォーサイス氏の名作を自宅で自由に踊り、学ぶ絶好のチャンスです!

会社情報

会社名
日本女子体育大学
住所
東京都世田谷区北烏山8-19-1松澤慶信研究室 ダンス・プロデュース研究部
電話番号
050-3639-5289

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