KENSEI YABUNOの新作個展『Untitled III』がやってくる
東京のアートシーンに新たな息吹を吹き込む、KENSEI YABUNOの個展『Untitled III』が、2024年12月13日から12月25日までKOMIYAMA TOKYO Gで開催されます。本展は、昨年の展示に続くもので、KENSEI YABUNOの独自の視点で描かれた、色彩豊かな立体作品やドローイングが数多く発表される予定です。
本展の見どころ
KENSEI YABUNOは、2000年代からアーティストとして活動を続けており、布をミシンで縫った初期の作品から、ペインティングやスカルプチャーに至るまで、様々な表現方法で独自の世界を築いてきました。特に本展では、『EMERGENCY』と呼ばれるフルオレッセンス・カラーで彩られた13点の立体作品が主役となります。
YABUNOは作品について、「孤島でSOSを発信しているUMAのような存在」と語り、その背後には突然現れる虫との出会いが影響していると述べています。また、丸みを帯びたキャンバスには「黒い水に浮かんだ夢の構成」を表現し、縦長のキャンバスでは「つながりのない断片的な要素」を組み合わせた独特の作品が鑑賞者を引き込みます。
YABUNOのアーティストとしての思索
YABUNOは、長年にわたり自身の作品に言語化を避けてきました。しかし、彼自身の中にある未発達な部分や幼稚性と向き合うことで、意外な発見があると感じています。「真逆のものが交差する思考をさまよいながら、私は新たな気づきが舞い降りてきたように思います」と彼は語ります。
作品集『Discharge』の発売
展示会に合わせて、2018年以降の作品を収めた作品集『Discharge』も発売されます。この特別な作品集は、初版限定100部で、各冊にはオリジナルのドローイング作品がセットされています。アートファンにとって見逃せないこの機会は、35,000円(税抜)の価格で提供されます。
展示会の詳細
会期: 2024年12月13日(金) - 12月25日(水)
会場: KOMIYAMA TOKYO G (東京都千代田区神田小川町3-20-4 第2龍名館ビル1F D)
時間: 12:00〜18:30(平日・土曜日)、12:00〜17:30(日曜日)
休業日: 17日(火)、18日(水)
この展示会を通じて、KENSEI YABUNOの独特な世界を存分に体感してみてください。また、作品集『Discharge』も、彼の作品の魅力を深める重要な一冊となることでしょう。みなさんの来場を心よりお待ちしております。
問い合わせ:
KOMIYAMA TOKYO G
電話: 03 6811 7355
メール:
[email protected]
ウェブサイト:
KOMIYAMA TOKYO G