株式会社ディレクタスがContentsquareとパートナーシップを締結し、デジタル体験向上を目指す

ディレクタスがContentsquareと新たなパートナーシップ契約を締結

株式会社ディレクタスは、デジタルアナリティクスのリーダーであるContentsquareとの間でリセールパートナー契約を結びました。これにより、ディレクタスは、Contentsquareが提供するデジタル顧客体験アナリティクス（DXA）や、2023年に買収したHeap社のプロダクトアナリティクスソリューションを日本国内で導入・運用支援する体制を強化します。この取り組みは、企業がデジタル領域での活用を一層進め、顧客体験の向上を図るための重要なステップとなります。

Contentsquareとは

Contentsquareは、ウェブサイトやモバイルアプリのユーザー行動を分析するプラットフォームを提供しています。その機能には、カスタマージャーニーの分析やセッションのリプレイ、AIによるインサイトの提供が含まれており、これらは企業が直面するユーザーエクスペリエンスの改善や収益の拡大に寄与します。現在、世界中で2000社以上、日本国内の大手企業でも50社以上が活用しており、その実績が示す通り、Contentsquareはデジタル体験分析において信頼の置けるソリューションです。

Heapの役割

一方、Heapは企業のデジタルプロダクトにおけるユーザー行動を理解するためのローコードのデジタルアナリティクスソフトウェアを提供します。ユーザー行動データを定量的および定性的に分析することで、収益向上やコンバージョン率の改善、迅速な意思決定を支援します。このようなビジネス成長をサポートするツールとして、Heapは全世界で1万社以上に利用され、高い評価を得ているのです。

ディレクタスの提供する支援内容

ディレクタスは、このパートナーシップを通じて、ContentsquareとHeapの導入から運用、分析サポートまでを一貫して実施します。具体的な支援内容には以下の項目が含まれます：

- カスタマージャーニー分析：顧客の行動を可視化し、改善点を特定する。
- UI/UX改善提案：ビジネスインパクトを定量化し、具体的な改善案を提示。
- AIインサイトの提供：顧客行動を自動で分析し、収益機会を発見。
- ヒートマップ：ページ上のユーザーの関心度を色分けで表示。
- MA（マーケティングオートメーション）連携：他のマーケティングツールとも連携し、データ活用を最大化。
- 分析運用支援：アナリストによるKPI改善提案が行われます。

このように、ディレクタスは顧客体験の向上とビジネス成長に寄与するため、幅広いソリューションを提供しています。

コメントと期待

ディレクタスのイノベーションラボ部長、進藤浩二氏は次のようにコメントしています。「ContentsquareおよびHeapとのパートナーシップを結べたことを大変嬉しく思います。デジタル顧客体験やプロダクトアナリティクスの重要性が一層高まる中、両社の協力を通じて日本国内の企業がデジタル活用を進めることを心より期待しています。」

さらに、Contentsquare Japanのカントリーマネージャー、伊奈憲一郎氏は、「ディレクタスとの協業により、より深いインサイトをもって顧客体験の提供ができると確信しています」と述べ、両社の連携によるシナジー効果を期待しています。