デジタルトランスフォーメーション支援の新星、INDUSTRIAL-Xの挑戦

株式会社INDUSTRIAL-Xが11月に本格始動

2023年11月より、株式会社INDUSTRIAL-Xが本格的な活動を開始します。設立から半年を経て、すでに10社以上の顧客に対してデジタルトランスフォーメーション（DX）推進のアドバイザリーを行っており、さらなる成長を目指しています。

業務連携の展望

INDUSTRIAL-Xは、すでに株式会社ウフルなどのパートナ企業との強力なアライアンスを形成しており、今後もIoT技術などを駆使して様々な分野での業務連携を進めていく予定です。特に、自治体との連携や、ZETA Allianceメンバーとしての活動を通じて、多様なユースケースの構築にも力を入れています。

設立の背景

日本の産業は長年にわたり競争力が低下し、熟練者の減少やノウハウの継承の困難さが課題とされています。これにより、企業や現場が疲弊しつつあり、この状況は今後も続くことが懸念されています。INDUSTRIAL-Xは、データに基づいたシミュレーションの活用を通じて、これまで予測が難しかったビジネスモデルを予測可能な形に転換し、インダストリアルトランスフォーメーションを実現することを目指しています。

DX推進の課題とアプローチ

INDUSTRIAL-Xでは、多くの企業がトランスフォーメーションに踏み切れない理由や、物理的な設備の更新にかかる大規模な投資の難しさについても察知しています。さらに、IoT技術を導入するために必要な現場の知識やスキルが不足しているため、企業の成長にはさまざまな支援が必要です。それらのリソースをDX推進に必要な要素として捉え、理念やビジネスモデル、人材、機器、資金調達、情報のセキュリティを一元的にサポートすることで、次世代型の構造改革を図ります。

八子知礼のプロフィール

代表取締役の八子知礼氏は、1997年に松下電工（現パナソニック）に入社し、以降通信やメディアの分野で豊富な経験を積んでいます。デロイトトーマツコンサルティングやシスコシステムズでの役割を経て、2019年に株式会社INDUSTRIAL-Xを設立しました。

八子氏は、デジタルトランスフォーメーションの重要性を理解し、著書も多く手掛けています。彼のリーダーシップの下、INDUSTRIAL-Xは今後の日本の産業の活性化に寄与することが期待されます。