東京で体験できるシリアのもうひとつの姿
特定非営利活動法人Piece of Syriaが主催する体験型ワークショップ「ニュースの向こうのシリア」が、2025年9月6日(土)にJICA地球ひろばで開催されます。このイベントは、西洋諸国の報道ではあまり触れられないシリアの現状について深く知ることができる貴重な機会です。
体験型ワークショップの内容
このワークショップでは、参加者が中心となり、シリアの真実に迫ります。特に注目したいのは“戦争の被害”ばかりがフィーチャーされがちなシリアの、別の側面です。教育の現場や温かな家庭、世界遺産パルミラの美しい景色、そしてダマスカスの人々の笑顔など、ニュースでは取り上げられない、シリアの「もうひとつの姿」を360度映像で体感します。この映像体験を通して、シリアを新たな視点から理解するチャンスが得られます。
視覚と思考のコラボレーション
参加者同士での分かち合いは非常に重要です。このワークショップでは、ただ映像を観るだけでなく、感じたことや考えたことを皆で共有します。お互いの意見や価値観を尊重し、シリアという遠い国を自分ごととして考える貴重な時間が提供されます。
このような形での参加型イベントは、知識を深めるだけでなく、心にも残る体験となります。
参加を後押しするNPOの実績
Piece of Syriaは、国際的な活動においても評価を得ている団体です。2023年には、Newsweek Japanの「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれており、同年のForbes JAPANの「注目のNPO50」にも名を連ねています。教育支援や寄付活動を通じて、支援が難しいシリア北部の子どもたちに希望を届けている彼らの取り組みを、直接耳にすることができる貴重な機会です。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年9月6日(土)13:30~16:00(交流会含む)
- - 場所: JICA地球ひろば セミナールーム600 〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町10-5
- - 申込: 参加申し込みはこちら
特徴
- - シリアの教育現場や生活を知ることができる
- - 参加型のワークショップで体験を共有できる
- - 国際的に評価されるNPOが主催
このイベントに参加することで、シリアの現状に少しでも寄り添い、遠くの国の出来事を理解する一助となるでしょう。地域や背景を超えたつながりを大切にし、共に学び考える貴重な機会をぜひお見逃しなく!
主催団体の活動について
Piece of Syriaは、2016年に設立され、教育支援を中心に活動しています。特に、シリア北部の幼稚園運営や小学校の校舎修復など、実際に現地で直接支援を行っています。また、日本国内やオンラインでの講演や写真展などを通じて、“シリアの今と昔”を伝えており、平和について考えるきっかけを提供しています。
詳細は公式ウェブサイト
Piece of Syria をご覧ください。