鈴与シンワートと東京建物、人事給与業務を革新
導入背景と課題
鈴与シンワート株式会社(以下、鈴与シンワート)は、東京建物株式会社(以下、東京建物)に向けて、革新的な「POSITIVE×人事・給与業務アウトソーシングサービス」を導入しました。これは、システム導入とアウトソーシングを同一企業に依頼できることから、東京建物にとっては安心感を得られる提案でした。
課題の具体例
東京建物は、人事管理や給与業務で以下のような悩みを抱えていました。
1.
データ連携の煩雑さ: 従来の人事管理システムと給与管理システムは別々でデータの登録作業が二度手間になり、エラーを防ぐための確認作業も必要でした。
2.
システムのブラックボックス化: 長年のカスタマイズにより、従来のシステムは変更の影響が掴みにくくなり、法改正時の改修コストの増加につながりました。
3.
手動作業の必要性: 人事管理がデータベースとして全てをカバーしておらず、給与関連の情報を別途Excelで管理しなければならなかったため、業務に余計な負荷がかかっていました。
鈴与シンワートの選定理由
東京建物は、約8か月かけて最適なシステムを選定しました。選定の基準としては、以下の4点が重要視されました。
1.
情報の一元管理: 人事・労務、給与、組織の情報を一元管理するシステムが必要。
2.
業務運用の統一: 組織全体で一体的な業務の運用が可能なシステム。
3.
申請業務のシステム化: 紙による申請業務を電子化し、業務の効率化を図る。
4.
業務負荷の軽減: BPOサービスを利用して、社員の負担を減らすこと。
「POSITIVE」の導入は、これら要件に対して高い適合性を示しました。また、将来的な機能拡張や業務範囲の拡大にも柔軟に対応できる点が評価されました。
導入後の効果
「POSITIVE」導入後、東京建物は勤務形態に伴う給与業務の負担を大幅に軽減できました。
社員全員の給与読み合わせ作業が不要になり、特にデータの不備として問い合わせがあった際のみ確認作業に集中できるようになりました。この結果として、手間が省けた分、通常業務により多くのリソースを投入できる環境が整いました。
POSITIVEと業務アウトソーシングに関する情報
「POSITIVE」は、タレントマネジメントやグループ会社管理なども含む、全機能Web対応の統合HCMソリューションです。RRの特色として、現状の課題を理解し、将来に向けた業務運用を考慮した提案が可能です。これにより、業務を支援する独自のソリューションが提供されています。
企業情報の紹介
東京建物株式会社は1896年創業、様々な不動産関連な事業を行っており、従業員は807名を数えています。
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