TENHOがSTATION Aiに拠点を拡張し、新たな“ものづくり共創”の場を提供
生成AIを活用した内製化支援事業を展開している株式会社TENHOは、愛知県名古屋市にある日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に新たな拠点を設置しました。今回の増席により、既存のM5-B10・B11に加え、4-B08の4席を追加し、合計8席となります。この新しい拠点は、TENHOがオーナーを務める「ものづくりギルド」の活動の中心地としても機能します。
増席の背景と目的
TENHOの増席は、生成AI活用の内製化支援事業の拡大を見据えています。企業との連携体制を強化し、ものづくり企業やそれに関連する企業とのコミュニケーションの促進を目的としています。これまでも、TENHOはSTATION Aiを利用し、企業の課題をヒアリングしたり、PoC支援を行ったりするなど、生成AIの実装に取り組んできましたが、これからは「MoNo Base」としてもこの場所を活用し、ギルドメンバーが情報交換や相談をしやすい環境を整えます。
ギルドの設立により、参加企業間での日常的なネットワーキングが生まれ、今後の共創プロジェクトの土壌を育むことを目指しています。ギルドのメンバーが気軽に訪れ、知見を共有し合うことができるよう努めていきます。
今後の展開
今後、TENHOは「ものづくりギルド」において、工場見学や定期的なピッチ会、テーマ別の座談会などを通じて、ものづくりに関わる企業が参加しやすい企画を展開していく予定です。こうしたイベントを通じて、多様な企業が集まるSTATION Aiの環境を活かし、プレイヤー同士の交わりが生まれることが期待されます。新たな価値やアイデアが自然に形成されるコミュニティを築くことが目標です。
STATION AiとTENHOの役割
「STATION Ai」は、スタートアップの創出や育成、オープンイノベーションを促進するための基盤を提供しており、約1,000社が参加しています。TENHOはこの充実した環境を最大限に活用し、生成AIを活用した業務改善や新たな価値の創出に力を入れ、地域から全国へのエコシステム構築に寄与することを目指しています。
TENHOについて
TENHOは、独自の「GENEサイクル」というフレームワークを駆使して、生成AIの内製化支援を中心に取り組んでいます。実務に直結するAI人材を育成し、現場の課題を基にしたPoCを展開することで、持続的な成長と成果の拡大を図ることが目標です。また、こうした取り組みを通して、未来のものづくりに向けた取り組みを加速させていきます。
TENHOとSTATION Aiの共同の取り組みにより、今後のものづくりの可能性が広がることが期待されます。これからも、TENHOは生成AIによる新たな価値創造に注力し、共創の機会を拡げてまいります。