大阪の新たな魅力、「ピクニックラグ」が代表商品選出
大阪・関西万博に向けて、地域の誇りを表現した新しいお土産が登場しました。それが工業用再生紙から生まれた「ピクニックラグ」です。このブランドは、創業以来90年を超える歴史を持つ山陽製紙株式会社が手がけています。「ピクニックラグ」は、全国的にも珍しい再生紙で作られたレジャーシートとして、多くの人々に親しまれています。
このたび、「ピクニックラグ」は『OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025』プロジェクトの一環として、「大阪代表商品」に選ばれました。これにより、地域を象徴する特色ある商品として、大阪府内各地から選ばれた50品の中にその名が刻まれました。この選出に伴い、新たにデザインされた「CHECK EXPO2025」も加わりました。販売は、4月30日から5月6日まで阪急うめだ本店のイベントでの先行販売に続き、5月1日からオンラインサイトRepepa(リペパ)で始まります。
大阪代表商品の魅力
「大阪代表商品」は、大阪・関西万博に向けて、地域の特色ある商品の磨き上げを目指す取り組みです。このプロジェクトでは中小企業や小規模事業者の参画を促進し、大阪の魅力をアピールする商品を選定しています。「ピクニックラグ」は、工業用クレープ紙の端材を使用したエコフレンドリーな商品として、審査を経て見事に選ばれました。
特に「ピクニックラグ」は、工業用品を守るために開発された耐久性・耐水性に優れたクレープ紙を活かした蛋白質の高いレジャーシートです。軽量で持ち運びやすく、多彩なデザインから選ぶ楽しみも大きな魅力となっています。
ユニークなデザインと使い方
「ピクニックラグ」は、これまでに全23柄45種のデザインが展開され、その中には新たに加わった「CHECK EXPO2025」も含まれます。各デザインは、様々なクリエイターとのコラボレーションにより生まれたものです。また、持ち運びの便利さから、お土産や旅行の際にも役立ちます。2016年の発売以来、すでに累計で約10万枚が販売されています。
さらに、「ピクニックラグ」は多くの賞に輝いており、「グッドデザイン賞」や「大阪製ブランド」としても認定されています。これにより、商品自体の価値が高まったと言えるでしょう。
環境への配慮と未来の展望
「ピクニックラグ」は、単に商品を提供するだけでなく、環境への配慮を忘れません。商品に使用する紙は、クラフト古紙を利用したもので、トレーサビリティも確保されています。購入者はQRコードを読み取ることで、紙の排出元を知ることができ、エコ体験が広がります。
また、今後も循環型社会の実現を目指し、再生紙の可能性を探求し続けると同時に、紙と自然の大切さを理解するきっかけを提供していく姿勢を貫いていきます。
まとめ
大阪の新しい名物として注目を集めている「ピクニックラグ」は、工業用再生紙を活用した革新的なアップサイクル製品です。地域の誇りを表現するこの商品は、今後ますます人々の心をつかんでいくことでしょう。販売が始まる阪急うめだ本店やオンラインショップで、ぜひ手に取ってみてください。