ARスタンプラリー
2024-09-12 12:54:51

伊勢市の観光を一新!ARスタンプラリー新体験が登場

伊勢市初のARスタンプラリー体験



三重県伊勢市の観光名所、おかげ横丁にて、AR(拡張現実)を活用した『商店猫デジタルスタンプラリー』が2024年9月14日から開催されます。このサービスは、シンクレイヤ株式会社と地元の伊勢福、ZTVとの協力によって実現されました。このデジタルスタンプラリーは、毎年恒例の“第30回 来る福 招き猫まつり”に合わせて初めて導入されることとなります。

日本のDX化の遅れ



近年、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)は遅れているという指摘が多く見られ、特に観光産業においてもその改善が求められています。経済産業省が公表したレポートによれば、DXが進まない場合、日本は2025年から毎年約12兆円もの経済損失を被るという試算があるとのことです。これを受けて、観光分野においても利便性や生産性を向上させるための取り組みが進められています。

WebARで手軽に体験



今回導入される『商店猫デジタルスタンプラリー』では、WebAR技術を用いています。WebARは、専用のアプリをダウンロードする必要がなく、スマートフォンのブラウザから直接AR体験がしやすくなります。観光客にとって、観光地でのアプリダウンロードは、通信料や面倒さからユーザー離脱の原因になることが多く、それを解決するためにこの技術が採用されました。

スタンプラリーの魅力



商店猫デジタルスタンプラリーでは、おかげ横丁に設置された商店猫パネルにスマートフォンをかざすことで、飛び出す猫のアニメーションを楽しむことができます。今回のスタンプラリーは全16か所が設定されており、各スポットで異なるAR体験ができて、収集したスタンプの数に応じてフレームが変化する楽しみもあります。また、ARと一緒に写真撮影を行い、思い出を残せるのも大きな魅力です。

ユーザー満足度を高める工夫



スタンプ集めの途中で飽きてしまうユーザーを避けるために、集めたスタンプの数によってフレームが変わる仕組みが取り入れられています。この工夫により、最後まで集める意欲が引き出され、参加者は自分が猫に変身する体験をすることができます。

開発の背景



以前は、一般的な紙のスタンプラリーが行われていましたが、印刷や設置といった手間が多かったため、デジタルスタンプラリーの必要性が高まりました。観光客の満足度を向上させるべく、パートナーシップを組んで今回のARサービスが誕生しました。AR技術の利用により、例えば歴史あるおかげ横丁の美観を保ちながら、エンターテイメント体験が提供される仕組みが整いました。

トライアルの実施



8月に行われた試行では、カメラを使って商店猫パネルを読み込む様子や、ARフレームでの写真撮影が行われ、好評を博しました。今後もシンクレイヤ株式会社は、AR技術を活用し、地域のデジタル化を進める取り組みを続けていく方針です。

三重県伊勢市の観光地をさらに魅力的にする新たな取り組みを、ぜひ参加して体験してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
シンクレイヤ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区千代田二丁目21番18号
電話番号

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