国産ひのき玩具「tsumoka(ツモカ)」新発売!
丸紅木材株式会社と桃山学院大学が共同開発した国産ひのき製の新作玩具「tsumoka(ツモカ)」が、2024年7月22日に全国で発売されました。
このプロジェクトは、丸紅木材が国産ひのきの玩具製作を通じて、環境問題や国産木材の再生に取り組む姿勢に共感した桃山学院大学の学生たちが、新しい玩具の企画・開発と、日本の森林課題を学ぶことを目的として、2023年にスタートしました。
「tsumoka」は、不安定なバランスボード型の土台に、カードの指示に従って積み木を積み上げていく、シンプルながらも奥深いゲーム性を持つ玩具です。積み木が崩れないよう、慎重にバランスを取りながら積み上げていく過程で、集中力や空間認識能力、戦略的思考を育むことができます。
開発に携わった桃山学院大学の学生たちは、500人以上の方々に「tsumoka」を試してもらい、その意見を反映させながら完成に近づけていきました。学生たちは、自分たちのアイデアが形になった喜びと、国産木材の課題や魅力を学ぶ貴重な経験を得ることができたと語っています。
丸紅木材株式会社の代表取締役である清水文孝氏は、「若い世代に国産木材の課題や魅力、そして森林再生などの環境問題を知ってもらいたい」という思いを込めて、このプロジェクトを推進しました。
「tsumoka」は、子供はもちろん、大人も楽しめる知育玩具として、幅広い世代に国産ひのきの魅力と木の温かさを伝えていくことを目指しています。
「tsumoka」の特長
不安定な土台の上に、カードの指示に従い積み木を積む
未就学児から高齢者まで楽しめる
バランス感覚や戦略性を養う
国産ひのきを使用し、木の温かさを実感できる
イベント情報
「tsumoka」の発売を記念して、以下のイベントが開催されます。
ポップアップショップ:7月24日(水)~30日(火)
tsumoka体験会:7月27日(土)~28日(日)
場所:阪急うめだ本店10階「うめだスーク」中央街区1番小屋IKONIH
丸紅木材株式会社について
丸紅木材株式会社は、1948年の創業以来、木材を中心に取り扱う企業として成長してきました。国産ひのきを贅沢に使用した木の玩具・家具ブランド「IKONIH(アイコニー)」を展開し、建材として使用されない未利用材や端材を活用することで、国産木材を余すことなく使い切ることを目指しています。
健康な森林と日本の豊かな資源を未来の子どもたちへ残すため、SDGsの目標達成にも積極的に取り組んでいます。
桃山学院大学について
桃山学院大学は、1884年に英国国教会の流れを汲む英学校をルーツとし、1959年に開学した大学です。国際体験プログラムや地域連携、ボランティア活動など、学生の成長を支援するプログラムが充実しています。
まとめ
「tsumoka」は、国産ひのきの魅力と知育玩具の面白さを兼ね備えた、新しいタイプの玩具です。遊びを通して、子供たちの知育を育むだけでなく、国産木材の重要性や環境問題への意識を高めるきっかけにもなるでしょう。ぜひ、手に取って遊んでみてください。