新幹線でのオンライン会議をサポートする「Privacy Talk」
近年、ビジネスパーソンの間で移動時間を有効活用するニーズが高まっています。特に、オンライン会議の普及により、場所や時間を選ばずにビジネスコミュニケーションが可能となり、移動中でも効率的に働きたいと考える人々が増えてきました。そんな中、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、新幹線車内でオンライン会議を快適に行うための装着型減音デバイス「Privacy Talk」を導入し、その効果を実証する検証を実施しました。
移動中のオンライン会議の課題
新幹線での移動時にオンライン会議を行う際、周囲への配慮が必要です。たとえば、自分の声が他人に迷惑をかけないか、会話の内容が漏れてしまわないかといった悩みがあります。そこで、キヤノンMJは、新幹線車内でのオンライン会議の実施に関するアンケート調査を行い、ビジネスパーソンが抱える具体的な悩みを把握しました。
検証の概要
調査の結果、多くの回答者が移動中にはオンライン会議の計画を立てていないことが明らかになりました。その理由の一つが、周囲に対するの配慮でした。多くの人が、移動時には自分の声が周りの人に迷惑にならないか心配しており、そのために会議を避けていることが分かりました。このニーズに応えるため、キヤノンMJは「Privacy Talk」の導入を決定したのです。
「Privacy Talk」は、自分の声や周囲のノイズを減音するデバイスです。これにより、移動中のオンライン会議でのストレスを軽減し、快適なコミュニケーションを実現します。
東海道新幹線での利用検証結果
具体的な実証実験は、東京駅から名古屋駅までの東海道新幹線の車両内および駅構内で行われました。その結果、「Privacy Talk」を装着していることで、周囲の音からの影響を軽減できることが証明されました。発話内容が周囲に聞き取りにくくなり、対向側への音声のクリアさが向上しました。
検証項目
1. 周囲への音の聞こえ方
2. オンライン接続先への音声の聞き取りやすさ
3. ネットワーク環境の確認
検証結果の要点
- - 装着時には、自分の声が外部に聞こえにくくなる
- - 環境音が減音されることで、オンライン会議相手に対してもクリアな音声が届く
- - ストレスフリーなオンライン会議が実現できる
これからの取り組み
キヤノンMJは、ビジネスパーソンの移動時間を有効活用することを目的に、2023年10月1日から11月30日まで、東京駅にて「Privacy Talk」を体験できるキャンペーンを行います。興味のある方には、「Privacy Talk」を貸し出し、実際の使用感をお試しいただけます。さらに、お試しの後には特別クーポンも用意されています。
今後もキヤノンMJは、ビジネスシーンにおける新たな価値創造を目指し、移動中でも快適にコミュニケーションができる環境づくりに努めていきます。
「移動時間をビジネスに変える」—「Privacy Talk」を通じて、ニューノーマルな働き方を実現していくことでしょう。