データ活用の新時代
2020-09-11 10:00:07
メソドロジック、Databricksと提携しデジタルトランスフォーメーションの支援を強化
メソドロジックとDatabricksが提携
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業にとって欠かせない戦略です。そのためには、業務データを整理し、効率的に活用することが重要です。しかし、多くの企業がデータ関連のエンジニア不足に悩んでおり、データ活用の進展が停滞しています。その中で、メソドロジックが米国のデータ分析プラットフォーム企業、Databricksとパートナーシップを結び、データ分析基盤の構築を支援する取り組みを始めました。
データ分析の課題
企業がデジタル化を進める中、データの整備や分析基盤の策定が求められています。業務データを分析するためには、データウェアハウスやデータレイクの設計・構築が必要ですが、そのための技術者が不足しているのが現状です。また、クラウド環境での大量データ処理も、OSSを用いた構築が求められるため、難易度が高く、運用の手間もかかります。
Databricksの魅力
Databricksが提供する『統合データ分析プラットフォーム』は、業務データの効率的な処理を可能にします。このプラットフォームは、Apache Sparkを基盤とし、ストリーミング処理やバッチ処理の両方に対応しています。さらに、Delta Lakeにより、高速かつ信頼性のあるデータパイプラインの構築ができます。機械学習の管理も行いやすく、データ分析者にはML flowが利用可能です。
また、DatabricksはBIツールのRe:dashを買収し、Power BIやTableauなど、多様なツールとの連携ができる統合プラットフォームを実現しています。これにより、データ分析をスムーズに行うための環境が整っています。
メソドロジックの役割
メソドロジックはデータモデリングを中心に、さまざまな企業のIT環境を改善し、クラウドへのマイグレーションやシステムの構築を支援しています。データ分析基盤の構築こそ、企業がDXを推進する上で欠かせない要素です。今回の提携を通じて、メソドロジックは、ユーザ企業が求めるデータ整備のニーズに応えることが可能になります。
代表の竹内賢佑氏は、「このパートナーシップにより、日本企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートできることを大変嬉しく思います」とコメントしています。
結語
DXの時代において、メソドロジックとDatabricksの連携は、企業の競争力を高める大きな力となるでしょう。データの活用は、その企業の未来を左右する重要な要素です。データ分析基盤の整備を通じて、ビジネスの成長を支える新しい時代が到来しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社メソドロジック
- 住所
- 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル27階
- 電話番号
-