新たなステージに突入するForguncy
メシウス株式会社が、ローコード開発プラットフォーム「Forguncy」の最新バージョン「V10」を2024年10月30日(水)にリリースすることを発表しました。これはForguncyの初回リリースからちょうど10年目にあたる記念すべきバージョンとなり、さらなる成長と進化を象徴しています。新機能の追加により、業務効率を一層高めることを目的としています。
新機能追加の背景
最近のデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進される中で、メシウスは業務部門とIT部門の連携を強化することに重点を置きました。これにより、業務の専門家が現場のニーズに応じてシステムを「共創」する環境を提供し、より使いやすいアプリケーションの設計が可能になっています。これまでの開発作業を一新し、効率的なシステム構築を促進する新機能が実装されました。
主な新機能
1. カスタムセル
V10で新しく追加されたカスタムセル機能は、画面UIの管理を効率化するツールです。よく使用されるパーツ—例えば検索ウィンドウやフォーム—を共通部品として登録し、必要に応じて再利用できるのが特徴です。この機能によって、複数のメディアで同じパーツを使い回すことができ、開発者の作業効率が大幅に向上します。また、カスタムセルの利用により、画面作成の標準化が進むため、メンテナンス作業にかかる時間を短縮することも可能です。
2. サーバーリソースモニタ機能
新たに搭載されたサーバーリソースモニタ機能では、Forguncy Serverのリソース管理をリアルタイムで行うことができます。この機能により、システムのパフォーマンスやリソース消費状況を常に確認でき、適切なリソース配分が可能となります。また、個別のアプリケーションについて具体的なフィルタリングができるため、特定のアプリにおけるリソースの利用状況を詳細に監視でき、問題の早期発見にも寄与します。
無料おためし版の提供
ユーザーの皆様にはV10のトライアル版もご用意しています。Forguncy Builder(開発環境)およびForguncy Server(運用環境)を90日間、機能制限なく利用できる機会です。業務部門とIT部門が協力してシステムを開発、運用するリアルなプロジェクトを体験できます。利用希望者はForguncyの公式Webサイトから申請可能です。
無償バージョンアップ
現在Forguncyを利用している方で保守サービスに契約しているお客様は、今回のV10へ無償でアップグレードできます。詳細については、サポート窓口にて確認できます。
セミナーの開催
新機能について詳しくお知りになりたい方のために、2024年10月31日(木)に「新バージョン(V10)紹介セミナー」を開催します。このセミナーではカスタムセルやモニター機能の実演を通じて、実際の使い方を説明します。参加者には、利用したサンプルプロジェクトを提供する予定です。
Forguncyとは
Forguncyは、メシウス株式会社が提供する、直感的に使えるノーコード開発ツールです。ユーザーはExcelと同様の感覚でWebアプリを作成でき、データベースも簡単に利用可能です。シンプルなアプリから、基幹システムと連携した大規模なシステムまで、多彩な場面で利用されています。
メシウス株式会社について
メシウスは、宮城県仙台市に本社を構える企業で、業務システムやソフトウェア開発支援ツールを提供しています。2023年11月には、グレープシティ株式会社から社名変更を行いました。様々なビジネスソリューションを通じて、企業の業務改善を支援していきます。