水谷千重子、コロムビアレコードへの移籍が決定
歌手の水谷千重子が、芸能生活50周年を迎え、長年の活動を経てコロムビアレコードに移籍することが発表されました。彼女はかつて「北陸のひばり」として知られ、二葉菖仁の秘蔵っ子として演歌界に名を馳せてきました。
移籍に際し、8月2日にはコロムビアレコードからの新たな楽曲が配信されます。第1弾リリースとなるのは、盟友である浜ローズとの幻のデュエット曲『まそおの月』と、水谷千重子自身の新境地を開く歌謡曲『あまえたって駄目さ』です。
幻のデュエット曲『まそおの月』
『まそおの月』は、バブル絶頂期の約30年前にリリースが予定されていました。しかし、その時期の『⾚坂の乱』が原因で水谷と浜ローズは距離を置くことになり、曲のリリースは中止となりました。この曲が再び日の目を見ることになったのは、2021年に明治座での共演を果たしたことがきっかけでした。その後、長い沈黙を経て、ついに8月2日の配信に至ることとなりました。
新曲『あまえたって駄目さ』
水谷千重子の新曲『あまえたって駄目さ』は、二葉慶太郎による最新の楽曲であり、現代社会に一筋の光をもたらす内容となっています。この曲は、彼女にとって新たな挑戦とも言えるもので、リスナーに勇気と生き方を問いかけるメッセージが込められています。
ティザー映像とコンサートの情報
また、8月2日の配信に先立ち、26日には水谷千重子のInstagramで『まそおの月』のティザー映像が公開される予定です。映像は都内のスタジオで収録され、息の合った二人のパフォーマンスが垣間見れる内容となっています。
さらに、水谷千重子は8月3日と4日に東京・明治座で『水谷千重子の宴ジョインコンサート』を開催します。このコンサートでは、久々の浜ローズとの競演も予定されており、『まそおの月』の生歌唱が期待されます。
水谷千重子からのメッセージ
水谷千重子は新曲について、「かっこいい女性!前に出て主張して戦ってみたら?」というメッセージを伝えています。また、『まそおの月』については、浜ローズの歌声に「ぞくっとした」と語り、そのパフォーマンスへの期待を表明しています。
水谷千重子のプロフィール
水谷千重子は、幼少期に飛び入り出演した番組でグランドチャンピオンとなり、二葉菖仁の目に留まって芸能界入りしました。デビュー以降、多くのヒット曲を生み出し、演歌とJ-POPの架け橋として幅広く活動を続けています。近年は47都道府県でのコンサートや音楽フェスも手掛け、彼女の活躍は今後も続いていくことでしょう。
浜ローズについて
浜ローズもまた、演歌界の大物であり、水谷千重子とは深い縁があります。彼女も同時期にデビューし、「なにさ」の流行語で一世を風靡しました。しかし、バブル期には『⾚坂の乱』で水谷と距離を置くことに。その後30年の時を経て、2021年の共演が演歌界の大事件として報じられました。
2023年8月2日、音楽業界の注目を浴びる中で配信される両曲が、どのような反響を呼ぶのか非常に楽しみです。