女子特化プログラミングスクールGriteenが新たな親子体験を提供開始

Griteenが企業向けに新たなプログラミング体験を展開

茨城県つくば市に拠点を持つ株式会社Griteenは、女子特化プログラミングスクールとして、新たに企業向けに「親子プログラミングワークショップパッケージ」を2025年8月から提供することを発表しました。この取り組みは、企業の福利厚生の一環として、社員とその子どもたちが共に学びながら過ごす楽しい時間の創出を目指しています。

ワークショップの目的と意義

Griteenのワークショップは、参加者にプログラミングを単なる知識と技術の習得だけではなく、家庭内でのコミュニケーション活性化や、子どもたちの創造性を育むことを意識した設計になっています。プログラミングを通じて親子の関係を深め、共に楽しむ時間を持つことができるのです。

記念すべき第1回目のイベントは、2025年8月6日と17日に株式会社NTTデータの本社にて開催されました。両日ともに定員を超える参加者が集まり、親子で一緒に学ぶ楽しさを実感できる内容となりました。

具体的なワークショップ内容

参加者は、光るランタンまたはアクリルスタンドを制作し、RGBの色の混色を学ぶと同時に、本格的なプログラミングにチャレンジしました。以下はワークショップの5ステップの概要です：

1. オリジナルのデザイン作成

最初のステップでは、参加者がトレーシングペーパーやアクリル板に自由にデザインを描きます。自身の想像を形にするこの段階では、親子の温かなコミュニケーションが生まれました。

2. RGB色の組み立て

次に、LEDを光らせるためのプログラムを学びながら、試行錯誤で自分の好きな色を作り出します。ここで、初めての本格的なコーディングに挑むことで、より深く理解を深めていきます。

3. 自分の作品に光を与える

コーディングを通じて、作品の光り方を設計。親子で協力し合いながら作り上げていく様子は、非常に感動的でした。

4. 作品の組み立て

プログラミングが完了した後、マイコンを接続して作品に組み込みます。これにより、参加者のアイディアが一つにまとまり、完成度が上がります。

5. 完成作品のシェア

最後に、会場を暗くして作品を点灯。自分自身のデザインが美しく輝くその瞬間は、参加者全員にとって感動的なフィナーレとなりました。多くの子どもたちが「家に帰ってからも挑戦してみたい」と話す姿が印象的でした。

参加者の反応

アンケート結果では、保護者と子ども両方からの高い満足度が示されました。保護者の84%が「とても満足」と回答し、子どもたちも79%が「とても楽しかった」と評価しました。これは、親子間での自然な対話やサポートが、子どもたちの挑戦を楽しくした証でしょう。

NTTデータとの提携

株式会社NTTデータの髭室長も、このプログラムの実施にあたって、家庭と仕事の両立の重要性を語っています。仕事だけでなく、家族との時間を大切にする文化を育むことが、企業にとっても大きな意味を持つとしています。

今後の展開

Griteenは、この取り組みをより多くの企業や教育機関に広げ、親子での学びの重要性を伝えていく予定です。プログラミングや論理的思考だけでなく、様々な教育的ジャンルを組み込んだハイブリッド型ワークショップを展開し、次世代の教育と企業文化の両立に貢献していくことを目指します。今後もGriteenの活動に注目が集まります。