キャタピラー、安定性と小回りを兼ね備えた新型油圧ショベルを発売

新型油圧ショベルCat® 325汎用小旋回機の魅力

キャタピラージャパン合同会社が、2023年12月13日より新たな油圧ショベル、Cat® 325汎用小旋回機の販売を開始します。この新モデルは、特に安定性と狭隘地作業性能を向上させた点が特徴です。全く新しい設計や先進的なテクノロジーにより、現場での作業効率を劇的に向上させることでしょう。

1. 特徴と利点

1.1 優れた狭隘地作業性能

Cat® 325の最も大きな魅力は、その小さな後端旋回半径です。従来の320ERRモデルと比べ、後端旋回半径が2,080mmから2,030mmに縮小され、0.5m3クラスのCat 313油圧ショベルよりも小さく設計されています。これにより、足回り内での旋回操作が可能となり、狭い現場でも安全かつ効率的に作業ができます。

1.2 高い安定性

標準仕様でのアタッチメント装着可能質量は2,740kg、ロング足回りでは3,080kgと、高い安定性を誇ります。そのため、大重量アタッチメントに対しても優れた処理能力を持ち、さまざまな作業が可能です。

1.3 解体作業をサポートする設計

解体仕様には、強化型ブームや解体用バケットリンケージが装備されており、特に過酷な環境での解体作業にも耐え得る構造を実現しています。これにより、効率的かつ安全な作業が可能になります。さらに、本体の丸吊り機能やFOGSガードのオプションもあるため、あらゆる場合で対応できる柔軟性を備えています。

1.4 先進のテクノロジー

新型の油圧ショベルには、CatペイロードやE-フェンスなどの先進機能が搭載されています。これにより、作業中も荷物の重量を事前に確認できるほか、特定の範囲での作業を自動的に制限することで安全性を確保します。旋回アシスト機能やVisionLink®の活用により、作業の生産性向上やコスト削減に寄与するでしょう。