オープンイノベーション
2023-10-23 10:00:02

中小企業の挑戦をサポートする「オープンイノベーションチャレンジピッチ北海道2023」

中小企業の新たな可能性を拓く「オープンイノベーションチャレンジピッチ北海道2023」



北海道経済産業局は、中小企業やスタートアップ、さらには大学や研究機関を対象にした「オープンイノベーションチャレンジピッチ北海道2023」の募集を開始しました。これは、全国の大手企業との協業を支援し、イノベーションを促進するためのプラットフォームを提供する取り組みです。

参加企業の紹介


参加企業は全部で14社あり、2つの期間に分かれてプログラムを実施します。第1期では、アプライド株式会社、国分北海道株式会社、JFEエンジニアリング株式会社など6社が参加。続く第2期では、伊藤忠商事株式会社、サッポロビール株式会社、ロート製薬株式会社など、さらに8社が登壇します。

各企業はそれぞれ異なる共創ニーズを持っており、詳細は特設ウェブサイトで確認できます。参加者は、そのニーズに応じた提案を行うことが求められます。これにより、具体的なプロダクトやサービスの提案が求められ、その実現が期待されています。

応募期間とスケジュール


募集は、第1期が2023年10月13日から11月17日まで行われ、第2期は11月20日から12月22日までに設定されています。書類審査や個別面談、マッチングは、11月中旬から始まり、参加企業との関係構築が見込まれます。中小企業やスタートアップにとって、この機会は新たなビジネスモデルを模索する絶好のチャンスと言えるでしょう。

事業の背景と目的


この事業は、北海道の経済活性化を図るために設計されています。昨今のデジタル化やカーボンニュートラルに向けた取り組みが進む中で、中小企業やスタートアップは厳しい市場環境に直面しています。この事業を通じて、彼らが持つ技術やサービスを高度化し、国際競争力を強化することを目指しています。

特に、技術開発から社会実装までの過程において、中小企業が国内外のリソースを活用し、成長できるようサポートします。大手企業との連携を促進することで、より多くのイノベーションが生まれることが期待されています。

交流イベントとマッチングの重要性


また、本事業では、大手企業と中小企業の間だけでなく、支援側のキーマンも集まる交流イベントが開催され、顔の見える関係を築く機会も用意されています。これにより、ネットワーキングが進み、事業化への足がかりとなることが期待されます。

過去の実績


過去3年間の実績を振り返ると、「オープンイノベーションチャレンジピッチ北海道」を通じて3件の共創や協業が実現しています。また、現在も30件ほどの共創・協業に向けた面談が進行中であり、プログラムに参加した大手企業数は29社に及び、中小企業や大学、研究機関からの提案も140社に達しました。

最後に


「オープンイノベーションチャレンジピッチ北海道2023」は、中小企業やスタートアップにとって、新たなビジネス機会を創出する重要なプログラムです。興味のある方は、特設ウェブサイトを通じて資料をダウンロードし、エントリーを検討してみてはいかがでしょうか。競争と協業を通じて、新たな価値の創造に繋がる可能性が広がっています。

会社情報

会社名
株式会社北海道二十一世紀総合研究所
住所
北海道札幌市中央区大通西3丁目11番地北洋ビル6階
電話番号
011-231-3053

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