新さっぽろ駅周辺の複合開発プロジェクトが受賞
新さっぽろ駅周辺で進められている複合開発プロジェクトが、2025年度の日本都市計画学会「計画設計賞」を受賞しました。このプロジェクトは、大和ハウス工業、大成建設、ドーコン、そして札幌市など、8つの関係者が協力して実施されており、地域振興を目的としています。
今回受賞したプロジェクト「マールク新さっぽろ」は、2019年から始まった大規模な開発の結果として実現したもので、医療、教育、商業、宿泊、住宅の機能を高次に集積させた点が評価されました。この開発は、JR千歳線「新札幌駅」と地下鉄東西線「新さっぽろ駅」近くの約55,700㎡の敷地に位置しています。
プロジェクトの重要なコンセプト
本プロジェクトの核となるコンセプトは、「商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育の7つの成長エンジン」にあります。これを基に、地域交流や産学連携の交流拠点を整え、地域全体の活性化を図っています。
I街区では、「アクティブリンク」という屋内空中歩廊が特徴的です。この歩廊は都市空間を結びつけ、季節や天候に関係なく人々が快適に過ごせるネットワークを形成しています。商業施設、医療機関、宿泊施設がスムーズにアクセスできる環境を整え、地域住民や訪問者の利便性を高めています。
地域社会への影響
2023年12月には街びらきが行われ、2024年4月にはエリアマネジメント活動が本格的にスタートする予定です。これによって、商業や医療、教育など多様な機関が連携し、地域のさらなる発展を目指しています。2025年9月には多世代が集うエリアマネジメント拠点「ACTIVE SALON『sawa』」もオープンし、地域コミュニティの形成が促進される見込みです。
日本都市計画学会賞について
日本都市計画学会賞は、都市計画において顕著な貢献をした研究や業績に対して授与される名誉ある賞です。「計画設計賞」はその中でも最近の業績を評価するもので、特に独創的または啓発的なプロジェクトが対象となります。今回の受賞は、空間の共有や集約を通じて新しい公共空間を創出したことが評価されました。さらに、複数の施設を結ぶ「アクティブ・リンク」は、駅前の多機能集積と歩行者ネットワークの形成に寄与し、地方都市の中心部再生モデルとして大いに注目されています。
まとめ
我々は今後もこのような持続可能な地域社会の構築を推進し、地域の魅力を高めるため、力を尽くしてまいります。大和ハウス工業として初の受賞を便りに、さらなる地域発展へのコミットメントを強めていく所存です。これからも新さっぽろ駅周辺の活性化に向けて、多くの人々の交流の場を提供し、地域社会を支える取り組みを続けていきます。