新・今日の作家展2024
2024-07-03 11:48:45

横浜市民ギャラリー「新・今日の作家展2024」開催!注目の若手アーティストによる「あなたの中のわたし」を探る

横浜市民ギャラリー「新・今日の作家展2024」開催!注目の若手アーティストが「あなたの中のわたし」を探る



横浜市民ギャラリーでは、毎年恒例の現代美術展「新・今日の作家展」が、2024年9月14日(土)から10月7日(月)まで開催されます。

「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたり開催された「今日の作家展」を継承した展覧会です。幅広い世代の作家による同時代の表現を多角的に取り上げ、現代美術やその背景にあるものを考察してきました。

今年は、開館60周年を記念して、副題に「あなたの中のわたし」を掲げ、二人の若手アーティスト、スクリプカリウ落合安奈(1992年生まれ)と布施琳太郎(1994年生まれ)の作品が展示されます。

「わたし」と「あなた」の関係性から生まれる新たな気づき



「自分が何者なのか」という問いは、多くの人が一度は抱くものです。しかし、私たちは同時に、他者と切り離せない存在でもあります。他者との出会いや触れ合いを通して、自分自身に対する新たな発見や気づきが生まれることがあります。

スクリプカリウ落合安奈は、日本とルーマニアという二つの国にルーツを持ち、「土地と人との結びつき」をテーマに、インスタレーション、写真、映像など多様なメディアで作品を制作しています。2022年11月から約1年間ルーマニアに滞在した経験を基に、写真作品《ひ か り の う つ わ》を複数の形式で発表しています。

布施琳太郎は、スマートフォンが普及した現代社会における「孤独」や「二人であること」の回復をテーマに、詩やテクストを起点とした映像作品やウェブサイト、キュレーション、イベント企画などを手がけています。

二人はそれぞれ、現代社会における「自己」と「他者」の関係性について独自の視点で作品を制作しており、彼らの作品を通して、私たちは自分自身や社会について深く考える機会を得られるでしょう。

注目すべきポイント



  • - 注目の若手作家の二人展:スクリプカリウ落合安奈と布施琳太郎は、ともに90年代生まれで、現代美術界で注目を集めている若手作家です。170㎡以上のスペースで、それぞれ新作を含めた展示空間を構成しています。
  • - 現代美術の動向を捉え続けてきた「今日の作家展」:60周年を迎える「今日の作家展」は、現代美術の重要な足跡を残してきた展覧会です。本展では、現代美術の現在地点を示す、二人の作家の作品を通して、現代美術の動向を体感することができます。
  • - 作家・作品を知る多彩なコンテンツ:会期初日には、出品作家によるミニトークが開催されます。また、ゲストを招いての対談イベントや、作家インタビューの動画上映、小冊子の配布なども予定されています。

現代美術を通して「自己」と「他者」の関係性を問い直してみませんか?



「新・今日の作家展2024」は、現代社会における「自己」と「他者」の関係性について深く考えさせられる、貴重な機会となるでしょう。ぜひ足を運んで、二人のアーティストの作品から、あなた自身の「あなたの中のわたし」を探してみてください。

展覧会概要

  • - 展覧会名: 新・今日の作家展2024 あなたの中のわたし
  • - 会期: 2024年9月14日(土)~10月7日(月) 会期中無休[24日間]
  • - 開館時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)
  • - 会場: 横浜市民ギャラリー展示室1、B1
  • - 入場料: 無料
  • - 出品作家: スクリプカリウ落合安奈、布施琳太郎
  • - 主催: 横浜市民ギャラリー
  • - 協力: SNOW Contemporary
  • - 展覧会URL: https://ycag.yafjp.org/exhibition/new_artists_today_2024/


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