ロレアルの技術革新
2026-04-06 11:38:59

ロレアルが開発した自然由来の革新技術とは?

ロレアルの自然由来マイクロエマルジョン技術の全貌



ロレアルグループの日本における研究開発部門、ロレアル リサーチ&イノベーション ジャパン(R&Iジャパン)は、革新的な「デリバリー・テクノロジー」を開発しました。この技術は、自然由来の成分を厳選し、皮膚の角層へのなじみやすさを追求したデリバリーシステムを組み合わせています。特に、大気汚染や乾燥による「くすみ」に焦点を当てたブライトニングケア製品に応用されることが期待されています。

この技術の中核には、独自のナノテクノロジーによるマイクロエマルションシステムが果たしています。形成される油滴の直径は約20ナノメートルと極小で、一般的なエマルジョンの約1/1000の大きさを誇ります。そのため、処方は肌に均一に広がりやすく、なじみやすい設計が施されています。また、サイズが小さいことで透明感のある使用感を実現し、べたつきのない軽やかな感触が特徴となっています。

さらに、日本製の二種類の界面活性剤が選定されており、特許も取得済みです。この処方は、皮膚表面との高い親和性を持ちつつ、角層の細胞間脂質を緩めることで成分の浸透性を高めることを目的としています。

加えて、本技術はグリーンサイエンスの観点からも優れた基準をクリアしています。自然由来指数が95%以上(ISO16128準拠)であり、多数の原料から厳選されたものが使用されています。製造プロセスには「コールドプロセス(低温製法)」が採用されており、エネルギーを削減し、植物由来成分への熱的影響を抑えることで、その特徴を最大限に活かした製品設計が可能です。

この画期的なマイクロエマルションは、外的環境要因や乾燥からくる「くすみ」に着目して開発されています。主成分として、タンポポ根エキス、ナイアシンアミド、サリチル酸が用いられており、ナイアシンアミドは健やかな肌を保つために配合され、サリチル酸は角質を整えて透明感のある肌印象をサポートします。

実際の評価でも、ビタミンCGやビタミンB3を使用した結果、従来の浸透設計と比較し、角層への移行挙動の違いが見られ、革新的な技術の有用性が確認されています。さらに、この技術はTAKAMIブランドから次世代の美容液に応用されています。

ロレアルグループは、115年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、消費者の美への希求とニーズに応え続けてきました。「世界をつき動かす美の創造」というパーパスを掲げ、サステナブルで倫理的な美を追求しています。グループの売上高は約434億8千万ユーロに達し、世界中で多様なブランドを展開しています。

日本における研究開発は1983年から始まり、川崎市を拠点に日本の文化や社会に根ざした深い理解と知識を持つ200名以上の研究員が活動しています。ロレアルグループにおいて、これからの美の未来を切り拓くための重要な役割を果たしています。


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会社情報

会社名
日本ロレアル株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
電話番号

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