防犯アプリ「Moly」
2017-06-02 14:12:21
新たな防犯アプリ「Moly」が女性を守るために登場
最近、女性の犯罪被害が増加している中、株式会社コーデセブンが提供する新しい防犯アプリ「Moly」がリリースされました。このアプリは、スマートフォンの位置情報に基づいて、警察や自治体から得た犯罪情報をリアルタイムでプッシュ通知する仕組みを備えています。これにより、ユーザーは周囲の危険を素早く察知し、自身の安全を守ることができます。特に、ひったくりや痴漢のように、若い女性がターゲットになりやすい状況にフォーカスした情報が提供されるため、非常に心強いツールとなることが期待されます。
アプリの開発背景
「Moly」の開発背景には、女性の42%が路上で不安な目に遭ったという独自のアンケート結果があり、これを受けて女性の犯罪被害を未然に防ぐためのアプリが必要だと感じたことがあります。犯罪は日々報道されており、その実態を踏まえた防犯対策が求められる中、株式会社コーデセブンはIoT技術を駆使したセキュリティ事業を展開し、女性向けの防犯情報を提供するメディアを運営しています。この背景から、より多くの女性を守るために「Moly」が誕生しました。
アプリの主な特徴
「Moly」にはいくつかの特長があります。まず一つ目は、非常に使いやすいことです。アプリをダウンロードするだけで、ユーザーのスマートフォン位置情報を利用してプッシュ通知が届き、周囲の危険情報を簡単に受け取ることができます。これにより、日常生活の中で危険を察知しやすくなります。
二つ目は、警察や自治体から信頼性の高い防犯情報を活用していることです。千葉県警をはじめ全国の都道府県警や自治体と連携し、正確な情報を独自のデータベースに組み込んでいます。これによって、ユーザーは安心してアプリを利用できるというわけです。
三つ目は、ユーザー自身が防犯情報を共有できる点です。アプリ内には投稿機能があり、ユーザーは見聞きした犯罪の情報を簡単に報告できます。この情報は運営チームによって確認されるため、悪用やいたずらが防がれる仕組みになっています。このように、多方面からの情報収集を行うことで、実態に即した情報を提供し続けることが可能です。
利用地域と拡大計画
現時点で「Moly」は東京、千葉、大阪、福岡の地域で利用可能です。今後、愛知、兵庫、京都、神奈川、埼玉など、全国にサービスを広げる計画が進行中です。さらに、2018年までには全国46都道府県への対応を目標にしており、ダウンロード数100万件を目指しています。これにより、より多くの女性にこの防犯アプリが行き届くことを期待しています。
まとめ
防犯アプリ「Moly」は、女性の安全を第一に考えた革新的なサービスです。位置情報を活用したプッシュ通知や、信頼性の高い防犯情報の共有、さらにはユーザーによる情報提供機能を通じて、女性の日常生活をより安心なものにしてくれるでしょう。これからも「Moly」は、女性のための防犯活動に寄与していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社Moly
- 住所
- 東京都千代田区霞が関一丁目4番1号日土地ビル2F(SENQ霞が関)
- 電話番号
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03-6667-4543