作家が選ぶ!ブック・オブ・ザ・イヤー2024結果発表!
創作プラットフォーム「Nola」を運営する株式会社indentは、2024年12月5日から15日にかけて、50万人以上の作家を対象にした読書アンケートの結果を公開しました。この調査は、読者の人気作品を把握するために実施され、小説、マンガ、webtoonの3部門に分かれています。それでは、各部門の受賞作品を詳しく見ていきましょう!
小説部門
最優秀作品には、宮島未奈による「成瀬は天下を取りにいく」が選ばれました。この作品は既に75万部の販売を記録し、坪田譲治文学賞や本屋大賞を含む15冠を獲得しています。その魅力は、主人公の個性的なキャラクターにあり、「次に何をするのか予測ができないワクワク感があった」との意見が多数寄せられました。
第2位は日向夏の「薬屋のひとりごと」。3,800万部を超える発行部数を誇り、テレビアニメ化の人気を持つ作品です。「推理の楽しさや軽快に読み進められる構成が評価された」といったコメントがあります。
第3位には「変な家」著:雨穴が選ばれ、そのインパクトのある設定や飽きさせないストーリー展開に期待が高まります。
マンガ部門
マンガ部門のトップには、龍幸伸の「ダンダダン」が堂々の選出。800万部を超える実績は、そのスピーディーで魅力的なキャラクター展開に起因しており、「一度読み始めたら止まらなかった」との評価が寄せられています。
第2位には白梅ナズナが手がける「悪役令嬢の中の人」が続き、こちらは原作小説に新たな視点を加えた深みのある作品として評価されています。
そして、最も人気が高いのは「呪術廻戦」著:芥見下々。1億部を超える大ヒット作品は、その迫力ある展開とキャラクターの魅力で読者を虜にしています。
webtoon部門
webtoon部門の栄えある1位には、Kim Roahの「今世は当主になります」が選出されました。背景が緻密で主人公の成長や恋愛模様が楽しめる作品で、読者からも多数の支持を受けています。
第2位は「俺だけレベルアップな件」、143億PVを超える驚異的な視聴数を誇ります。
第3位は「悪役のエンディングは死のみ」で、ストーリー展開のリアリズムが際立った内容となっています。
まとめ
この結果は、今後の出版業界においても大きな影響力を持つことでしょう。創作プラットフォーム「Nola」はさらに、ユーザーのニーズに応えた作品制作を支援し、次世代の作家たちを応援し続けます。書籍を通じて新しい世界に触れる機会も広がり、より多くの作品が私たちの手に届くことを期待したいですね。