デザインの力で障がい者を支援するequaltoが10周年を迎えた特別イベントを開催

デザインと共に輝く未来：equalto 10周年イベント

デザインの力を通じて、障がい者のものづくりを応援するブランド「equalto（イクォルト）」が、2024年8月21日から9月1日の間、東京・丸の内にて創立10周年を祝う特別イベントを開催します。このイベントは、デザインの魅力だけでなく、障がい者のものづくりの楽しさを社会に広く伝えることを目的としています。

equaltoについて

2013年に設立されたequaltoは、「全ての人の個性が平等に輝けますように」という理念のもと、障がい者の社会参加と自立支援を目指して活動しています。この取り組みは、アクセンチュア株式会社、デザインコンサルティングのアッシュコンセプト株式会社、そして分野のプロフェッショナル集団であるNPO法人ディーセントワーク・ラボの3社による協力によって実現しました。

equaltoは、福祉事業所で行われる生産活動を前提にした製品を提供し、デザインによる価値創造と作り手にとってのバリアフリーを目指すことを重要視しています。設立から10年以上が経過した今、この理念のもと様々な製品制作や社会貢献活動を展開しています。

10周年イベントの内容

今回の10周年イベントでは、equaltoのプロジェクトや障がい者のものづくりに関する展示が行われます。福祉事業所で制作された製品の展示やその背景にある物語を紹介するほか、トークセッションを通じて多様な視点からの意見交換が行われます。

展示

- タイトル: equaltoのものづくりとデザイン
- 会期: 2024年8月21日(水)～9月1日(日)
- 時間: 11:00～20:00（最終日9月1日のみ18:00まで）
- 会場: GOOD DESIGN Marunouchi（東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F）
- 費用: 無料

トークセッション

6つのセッションが設けられており、多様なテーマでの意見交換が行われます。たとえば、8月22日には「B型事業所の現在と未来」についてのセッションが開催され、障がい者支援の現場に携わる専門家による貴重な話が聞けます。各セッションは無料で定員があり、先着順となっているため興味のある方は早めの参加をおすすめします。

ワークショップ

イベント期間中、参加者が実際に制作体験ができるワークショップも用意されています。

- Patchpatch制作体験: 幸運を呼ぶキーホルダー「Patchpatch」を自分で作成できます。

- 会期: 8月24日, 9月1日
- 費用: 1,000円（税込）

- フェルトボール制作体験: 自分だけのアロマディフューザーを作る体験が可能です。

- 会期: 8月26日, 8月31日
- 費用: 1,000円（税込）

限定販売

また、GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAではequalto製品を特別に取り揃え、イベントカードを持参することでプレゼントが受け取れるキャンペーンも行われます。

まとめ

このようにequaltoの10周年イベントでは、障がい者のものづくりの楽しさを体感しながら、デザインの持つ力や社会貢献の重要性を再認識できる貴重な機会となっています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。社会の一員として、共に未来を創造していくことの大切さを実感する貴重なイベントとなることでしょう。